切らないで良かった・・・Vol.1086

買ってきたのか、もらったのか、はっきりとは覚えていないが、玄関わきに毎春芽を出す。ただし一度も咲いたことはない。葉だけを見るものなどとも思ったりしていたが、それでもいつか咲くかもしれないとも思い、毎年思いついたように水だけはやっていた。それが先日蕾のようなものをつけ始めていた。そしてとうとう咲いた!こんなことが嬉しい。...

夕焼け小焼け・・・Vol.1085

あっという間に6月、夏に入った。夏の第1日目はボランティア仲間とのバーベキューだった。例年この時期には日帰り旅行をしていたが、今年は地元で懇親を深めようと言うことになり、「夕焼け小焼けふれあいの里」でバーべキューとなったのだった。車で行く者、バスで行くもの、三々五々で現地集合だった。私は午前9時32分、高尾発陣馬高原下行のバスに乗った。乗客の大方は私たちのグループだった。約30分ばかりで到着。今年の幹事...

重い腰・・・Vol.1084

重い腰がやっと上がった。昨年は川の水がぬるむ前の3月にはせっせと河川整備と称して湯殿川に出かけたものだった。今年はそうはいかなかった。まだ寒いから、今日は腰痛だから、今日は暑すぎるから・・・などと、多分そんなような言い訳で。単に飽きっぽい性分からかもしれない。毎日、愛犬との散歩で湯殿川あたりには出かけていた。通学路でもある川端に、雑草がぐんぐん伸びてきていたので気にはなっていた。先日、買い物ついで...

思い込み・・・Vol.1083

いつだったか、庭にアマトコロとナルコユリを植えた。春に可憐な白い花が咲く。今年は一昨日頃に終わった。また、来年の楽しみだ。ナルコユリはあちこちに大分増えた。少し大きめな花が咲く方がユリに見えなくもないようなことでナルコユリだ、と長いこと思っていた。が、先日「八王子の四季折々」を見ていたら、ジンバホウチャック草の可憐な姿が載っていた。「アレッ、うちのナルコユリに似ているなあ」と思い、ひょっとして、と...

諏訪紀行12・十四豚・・・Vol.1082

諏訪湖は何もないと言ったが、実はそんなことはない。御神渡り、ワカサギ釣り、湖上花火と必見すべきことが多くある。湖の周りはいうまでもない。大社、温泉、高原、八ヶ岳と飽きることはない。四季それぞれに味わいがある。6年を経てやってくる御柱祭は圧巻だ。製糸や謙信ゆかりの場所巡り、好みによって色とりどり、ぜひ一度は行って見てはいかが。私の大好きな霧ヶ峰高原、白樺湖、蓼科山もすぐ近くにある。杖突峠も大好きな場...

諏訪紀行11・万治の石仏・・・Vol.1081

万治3年(1660年)のこと。諏訪大社の春宮に大鳥居を建立することとなった。近くに最適な大岩を見つけ職人たちが鑿を入れた。するとそこから血がにじんできたという。祟りを恐れた職人たちは大岩を使うことを断念した。その夜のこと。職人たちは夢を見た。お告げで曰く「上原山に良い石があるから、それを鳥居に使え」と。職人たちは、お告げに従い、無事大鳥居は完成。血を流した大岩を阿弥陀如来とし崇めることとなった。以上が...

諏訪紀行10・諏訪大社・・・Vol.1080

6年を経るごとに催される豪壮な御柱祭で知られる諏訪大社。全国に25000社あるといわれる諏訪神社の総本社だ。上社と下社があり、上社には本宮と前宮、下社には春宮と秋宮がある。上社と下社は離れており、上社まで行かれる方は少ないかもしれない。が、必ずと言ってよいほどに参拝するのは、下社の秋宮だ。神社巡りに造詣が深い方を除いて「諏訪大社に行って来た」などと言う場合は、この秋宮を指していることが多い。秋宮の神楽殿...

諏訪紀行9・手長神社・・・Vol.1079

旧友たちとたっぷり飲んで翌朝は気分も爽快、厳かに神社へ参拝した。まずは手長神社。手長足長のおどろおどろしいともいえる神が祀られている。山梨県の北杜市にも同様の神社があるとかで、そこに祀られている手長・足長の神の写真が飾られていた。...

諏訪紀行8・二胡奏者登場・・・Vol.1078

いよいよ夜となり、これからが本番。目的の酒席となった。信州に所縁がある昔の仲間と数年前から1泊旅行をしている。集まって元気かどうかを確認し一杯飲るのが目的だ。酒や食事の前に演奏会があった。イヤとはいえない。今回の幹事は諏訪の近く塩尻市に住むIHだからだ。IHは3年前から二胡に挑戦している。それを披露するというのだ。この自慢げな顔。素人の私から聴いても「まだまだだ」というところだが、彼の凄いところは3...

諏訪紀行7・原田泰治美術館・・・Vol.1077

郷愁を誘う昭和の風景というか日本の原風景が心地よい。諏訪あたりの出身の原田泰治氏の美術館が諏訪湖畔に立っており、かれの描いた作品が飾られている。もっとも絵にも疎い私だから、谷内六郎との違いもあまりわからない。ほのぼのとして何か懐かしさを漂わせているところが、両者とも、いい。週刊新潮の表紙で”階段に女の子が2人ばかり腰かけて本を読んでいる絵”が昔あった。ダンダン時が立ち、足元から日影になっていく。陽の...

諏訪紀行6・諏訪湖遊覧・・・Vol.1076

日本にはあちらこちらに湖があり、それぞれ素敵な景観がある。しかし諏訪湖は何もない。ひとつまみの小島とも言えない島があるが見るには価値がない。見渡す限り湖水だけ。入り江も木々もない。だから遊覧といっても胸が躍るということはない。船内アナウンスで諏訪湖の事、周辺の知識など、をじっくり聞くと言うことになる。私の場合はご機嫌だ。デッキに置かれた灰皿前で、風に吹かれながら、一服、2服・・。外に出てくるものは...

諏訪紀行5・千人風呂・・・Vol.1075

私以外は皆車でやって来た。宿はこじんまりとした清楚な落ち着いた宿だった。駐車場は宿から50mくらい先にあり、そこは片倉館・千人風呂の駐車場でもあった。この建物は昭和初期に建てられたもの、製糸工場の後ではない。風呂屋として建てられたものと聞く。右の建物は会館、昭和3年に建てられた。風呂は入浴料が650円、深さ110m、大人の胸の高さくらいある。底には玉砂利が敷いてある。千人は無理だが、100人はOKだろう。...

諏訪紀行4・宿、約束の時間・・・Vol.1074

なつかしい笑顔があった。コーヒーを飲んだりブラッとしたりするうちに仲間との約束の時間が近づいてきた。今晩泊まる宿での集合時間は午後3時だった。三々五々好きな方法で集まることになっていた。向こうに諏訪湖畔に停泊中の遊覧船などが見えてきた。地図では、湖畔のまえを走る道路角だから、ここら辺かと思ってよく見ると、「正面玄関は湖畔側」という案内板があった。宿の角を左に折れたら、なつかしい友の顔がほほ笑んでい...

諏訪紀行3・街角・・・Vol.1073

近年、あちこちで洒落た建物の交番を見ることが増えてきた。私の住む町の駅前交番は数年前に建替えられ、レンガ造りの建物になった。中のデスクに座る警官や交番前で目を光らせるいかつい顔も、建物のおかげか、若干優しそうに見えるから、いい。上諏訪駅を出てすぐ甲州街道に出るが、角に上諏訪駅前交番がある。ふと見上げると、こんな看板がほほ笑んでいた。こういうのも、いい。今日は真夏日になりそうだ。暑さに負けず、今日も...

諏訪紀行2・停車場の止まり木・・・Vol.1072

私の止まり木が増えた。列車に乗って地方へ旅をすることが好きになっている。旅する回数は今は多くはないがやはりいいものだ。3年ほど前、信州の長野駅に降りた。まずは一服とコーヒーということで、喫茶店を探した。昔ながらの喫茶店だ。ここなら大体煙草は吸える。が、なかなかお店が見つからない。ビルの陰で吸っている男がいた。「どこか吸える喫茶店はありませんか?」と彼に聞いた。そこは愛煙家?同士、彼はニャッとして即...

諏訪紀行1・あずさに乗って・・・Vol.1071

あずさに乗って上諏訪に向かった。あずさ2号ではなく、あずさ15号で八王子駅から乗車した。新宿方面から列車がやってきた。近場でも、旅立つとき、乗る電車がやってくる瞬間は、少し胸がときめく。八王子から上諏訪まで、わずか1時間半の旅程のせいか全車内禁煙だ。それでも不満はない、駅弁を食べたり、車窓から流れて行く景色を眺めているうちにあっという間に小淵沢駅あたりまでやってきてしまった。ここからは八ヶ岳山麓の...

波と初夏の調べ・・・Vol.1070

高尾山麓に住む『へんくつ一路』の著者・上條さん宅へ寄って家に戻ると、“波の音”が届いていた。清水は三保の内海の波だった。一緒に第3回目を迎える定期演奏会も届いていた。俗な私が、少し高尚な、というか文化的なというか、そんな気分になれる届け物だった。定期演奏会はオルガニート小品集6・7月CD、波の音は哲学的CD:standstill 30 minutes 2枚組。オルガニートは三上眞佐子さん、哲学的CDは、彼女の連れ合いの石...

へんくつ記念日・・・Vol.1069

今日は、ひとつ記念日が増えた日となった。私と同じ八王子に住む上條さんと言う方が本を出版したのだ。本のタイトルが『へんくつ一路』。本の表紙など装丁は友人の石原さん。私も少し関わらせていただいた。昭和初期生まれの上條さんが折に触れて書き溜めたものを纏めたものだ。著者は信州の安曇野の出身。安曇野や信州に関心のある方、懐かしい昭和の時代に触れてみたい方、故郷に想いを馳せてみたい方、本が好きな方、暇な方、な...

御霊神社の落日・・・Vol.1068

都心に出て、先ほど帰って来た。電車を乗り過ごさず無事に家に着いた。腰痛も大分和らぎ少し違和感があるものの、もう痛くはない。そんなことですぐに眠ればいいものを、PCに今向かってしまった。日が変わり10日の0時13分だ。毎日のように脇を通るのに知らなかった。御霊神社に沈む夕日のことだ。5月1日、6時13分だった。神社の鳥居からまっすぐに伸びる参道の向こうに社殿がある。そこに夕日が落ちるところだった。成程...

5500年・・・Vol.1067

私の住む小さな集落は、あまり誇れるものはないが、あえていえば自然が少々豊かな里山といったところか、のどかな田舎である。誇れるというのとやや違うが好きなところである。今、「八王子南バイパス」の建設工事で少し騒がしい。遺跡も見つかったので、工事と並行して発掘調査が行われている。遺跡は約5500年ほど前の縄文時代中期前半頃のものだと言う。尾根上には竪穴住居跡も見つかっている。土偶も出た。残念ながら首から...

淡島神社・・・Vol.1066

淡島千景などと言ったら友人に笑われてしまったが、調べてみるつもりはないが、何かかかわりがあるのではと、淡島様の季節になると、つい彼女の名を思い出してしまう。これが私の地域の淡島神社だ。神社とは名ばかりで、祠があるだけのものだが・・・。この祠の向こうがホタルの里。一帯が公園になっており長い滑り台などもある。連休の最終日、家族つれの楽し気な笑い声が森の中に響いていた。From Tokyo With Love  東京より愛...

城山湖・・・Vol.1065

昨日5日、相模原市城山にあるカインズに行って来た。7年前にサクランボの木を植えた、佐藤錦だ。ところが義兄が「1本ではダメだ」それも違う品種がいいと言う。そんなことで翌年「高砂」を隣に植えた。その高砂が、春先には蕾をつけたが、一向に膨らまなかった。そしてそのままなぜか枯れてしまった。ので、新しいサクランボの苗木を買いに行ったのだった。車に愛犬プーキー乗せて、カインズに行く前に城山湖に寄った。たまには...

淡島様・・・Vol.1064

淡島様、あわしまさま、淡島千景のことではない。私の地域にある淡島神社のことだ。古い祠が建てられたのは今から約300年前、8代将軍吉宗の時代だという。古い祠が壊れ、大正2年に今の祠になったという。創建当初は、共有地西部(今の殿入中央公園)の山の上にあり、その後今の老人ホームがある山の上に移り、平成10年に現在地(老人ホーム斜め前、道路脇)に祀られた。今は祠があるのみ。和歌山県の加太にある神社が本社と...