布引観音、牛に引かれて善光寺参り・・Vol.577

布引観音。長野県小諸市、「小諸懐古園」下を流れる千曲川、少し下流に下ると、千曲川の南岸に険しい崖が続く。崖の上には台地が広がっており、「御牧ケ原」(望月の牧)と呼ぶ。急峻な崖に「布引観音」はある。望月の牧では奈良時代から良馬を産し、司馬遼太郎は「街道をゆく」の中で、平安朝の御牧(官牧)のなかでは望月の馬がもっとも良いとされていた、と書いている。姫様と月毛の駒との悲恋物語も伝わっている。
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その昔、このお堂の近く、千曲川のほとりに、因業な”いじわるバアサン”が住んでいた。ある日、バアサンが川で洗濯をしていると、白い牛が現われて、洗濯物の布を角に引っ掛けて一目散に走り出した。「コン畜生メ!マテー!」と言うわけでバアサンは牛を追いかけた。牛は待たない、西へ西へと走っていく。
たどり着いたのは、はるか西のかなた、善光寺だった。
これが世にいう「牛に引かれて 善光寺参り」だ。
”ワルのバアサン”は、すっかり改心し、以後信心深い”素敵なバアサン”になり、この地の観音様に帰依し、ずっと布引観音を守り続けた、とか!
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8布引観音IMG_6452

境内には立派な枝垂れ桜もあった。
10布引観音桜IMG_6464
花の咲く頃は見事だという。
残念ながら、写真には映らなかったが、樹間の向こうには浅間山が見えていた。

台地は平安朝の頃から「望月の牧」として知られ、優れた馬が育ち、朝廷に献上していた。「牛」の記録はない・・・。やはり、神の使いだったのだろう。

では、Blues Brother's で、牛に引かれて、ではなく 、カーボーイたちの牛追い唄 Rowhide ローハイド!を。


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ありがとうございました!感謝です。
では、今日も良い1日でありますように!

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