別子銅山・夢の跡・東洋のマチュピチュNo.1・Vol.447

憧れていた別子銅山へ行って来た。
用事が前日のうちに片付いたので、前調べも何もなかったが、取り合えず入り口くらいには行ってこようと前日の夜に決めた。観光バスは今日で終わりというので最悪の場合タクシーで入り口までは行こうと決めて、念のため路線バスをチェックした。あった。朝8時16分発が1本。これにした。
最近は遠出をする時も行き帰りのスタイルは南米を旅したときと同じだ。ウォーキングシューズにリュック、ハーフコート、違うのは人と会うので失礼のないようにブレザーなどを入れていることぐらいだ。ウォーキングシューズも見た目は革靴っぽく見えるものだ。早速荷造りを済ませビールを2本飲んで早めに床についた。

4Iマイントピア別子
別子銅山・端出場、今はマイントピア別子
宿から新居浜駅まで20分くらい歩き、駅前バス乗り場No.2から「せとうちバス」に乗った。終点マイントピア別子までだ。前夜インターネットで調べたとおりだった。乗客は私一人。途中からひとりご婦人が乗ってこられたが、マイントピアで働いている方のようだった。バスは25分弱で着いた。観光シーズンは昨日11月30日で終わったようだ。

別子銅山の今の観光スポットは、ここテーマパーク・マイントピア別子と車道で行けば約11km先の「東平」ゾーンの2つだという。
バスを下車してみたがタクシーは1台もいない。今のところ観光客は私ひとりのようだ。テーマパークの入り口の建物に入ってみたが、まだ店開きの準備の最中のところも多く、鉱山鉄道の発券窓口のオープンは10時からだという。ちょうど通りかかった男性に「『東平』へは行いけませんかね?」と半ばあきらめて尋ねてみた。彼はジロッと私の出で立ちを一瞥して「行けますよ」と言うではないか!さらに「車は今日から入山禁止ですが登山路があります」「ここから30分ばかり先に登山路があります。地元の子どもならそこからは1時間ちょいで行きますが、普通は1時間半は見ておく必要がありますね」と言う。「ループ橋がありますから、それを渡らず、その下の旧道を行くと少し早いですよ。橋の上に出ますから、その先5分、左に旗が、火の用心と書かれた旗がありますから、そこが登山道の入り口です。あとは、ひたすら東平または銅山峰と書かれた標識に沿って行けば着きます」「あっ、そうそう、東平のお店は今日からは全部閉鎖していますので。ここでおにぎりなど食べるものや水を買って行ったほうがいいですよ!」と付け加えてくれた。さらに「スマホも使えますから」とも。
言われるままに、食べ物を買うことにした。お稲荷があったのでそれにした、が、店の方がまだいない、奥のテーブルで新聞を読んでいる老人がいたので恐る恐る声をかけてみた、「はいよ」と言うのでホッとして買うことができた。水はすでにいつもの旅の常でリュックの脇ポケットにペットボトルを差し込んである。これでOKだ!
店を出て外に出ると先ほどの親切な彼が戻ってくるところだった。深くお礼を言って、別れた。きっとここ地元の方なのだろう、言い方に出会ったものだとうれしくなった。彼に出会わなかったら、もう少しここマイントピアをブラブラして鉄道などに乗って帰ることになったかもしれない。良かった!東洋のマチュピチュ東平へ行ける!
来れるとは思って新居浜に来たのではなかったので、こちらに来て初めて東平が「東洋のマチュピチュ」と言われていることを知ったのだった。そもそもひとくくりで別子銅山跡くらいの知識で憧れていたのであって豊平と言う地名は知らなかった。新居浜に来て初めて知ってそれが「とうなる」と呼ぶのだということも知った。

幸いにこのところ地元高尾山登山で鍛えてある、「登山路がありますよ」と彼に聞いた時は「おう、待ってました」というような高揚した気分になっていた。すぐにバス停に戻り帰りのバスをチェックした、2時5分、次は4時5分だ。よし、2時5分に乗れば帰りの飛行機に間に合う。あと約5時間、ここからは登山道では片道約4km、時間的にあまり余裕はなく少し窮屈だが大丈夫だろう。
ということで、東洋のマチュピチュ東平へ歩いて行ってくることにした。
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