行雲流水36・魅せる人たち・・・Vol.306。2015.6.11

人生という旅の途中で、魅力的な人に出会う。それだけでも、人生Ok、なのかもしれない。

親に食べさせてもらっていた旅の始まりのころから、巣立ち始めて、なんとか自分で稼ぎ出し自分で食っていく旅が始まる。そんな旅の新たな始まりのころに出会う、魅力的な人は、また格別だ。
魅せる男がいるもんだ。

その一人が、筒井真六氏だ。
福祉系出版界のカリスマ、筒井書房の創立者だ。
彼に魅せられた人々の多くを知っている。筒井さんに魅せられたなかで、私が付き合いのある人たちは、不思議と皆一様に個性的で味がある。
出会ったころは皆若かったが、残念ながら歳は取ったので、現世の旅は終了し、魅力的な人の何人かはもう鬼籍に入ってしまった。

おっといけない、あの世の話はまた別にして、魅力的な人の話に戻そう。
筒井さんは、本を車に積み込んで、全国あちこちで売りさばく、というところからはじまった。若いからハッタリもと思ったときもあったのだろう、車もキャデラックに本を積んで、というときもあった。
魅せるから、本音で面白がるから、面白い奴が周りに集まってくる。そんな奴の本も作り出す。作る本は待ってましたとばかりに共感を呼ぶ。一世風靡の風雲児だった。踊りではなく、まじめな本で勝負した風雲児!

そんな筒井さんも、書房は若手に託し、悠遊自適好き勝手放題かと思いきや、寄る歳には逆らえず、今少々元気がない、仙台で静養している。
そんなことで不義理な私だが、彼の誕生日は3日だったが、遅ればせだが会いに行って来た。

アメリカ西海岸から吹いてくる風や音楽、車の音、などなどに憧れた世代だが、多くは残念ながらスキンシップは苦手なようで、思い切りハグなどしたいのは山々なれど、できない。
握手して別れた。力の強さに驚いた。お互い歳は取ったが、不思議とヨシッ、ヤルゾ、これからだ、と、元気をもらってしまった。

本人は、疲れたのだろう、偉そうにベッドに横になっていたのだが、憧れた男には、いつまでたっても、頭が上がらない。
筒井さん20150911DSC_0888

今、タバコは止められていると言った。
一緒に煙草の紫煙を青空にくゆらせることを願って辞した。

筒井さん、○○歳の誕生日、おめでとうございました!
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コメント

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筒井さんに感謝!

清瀬に通学している頃、池袋で筒井さんとバッタリ会ってお茶をした。既に、11年前となる。ベッドの筒井さん、面影は残っている。福祉の本の販売ではとてもお世話になりましたよね。写真での再会機会ありがとう。

No title

真六氏も亡くなられ、書房も倒産みたいですね。
直接の面識はありませんが筒井書房さんの福祉の本にはお世話になったので
何とも残念で悲しいです。

返信

ありがとうございました。倒産したことを知らずに逝ったことが何よりの救いかとも思います。本当に悲しい限りです。