南米の風景13・Birds Paradise・・・Vol.266。2015.3.30

Birds Paradise , Isla Ballestas
鳥たちの楽園、バジェスタス島
Paracas 、 Peru


ペルーの首都リマから南に約250km、紀元前400年~紀元前50年ころに栄えた町パラカスがある。
ナスカ文明が登場する前に、この地、ペルー南部に花開いたパラカス文明の地だ。
今は当時の面影もなく、鳥たちの楽園”バジェスタス島”観光の地として脚光を浴びている。

バジェスタス島
鳥1
鳥2
鳥3
鳥4オターリア
島
海鳥、フンボルトペンギン、オタリアなどの棲家だ。
鳥だけで30万羽いるとガイドは言っていた。

パラカスの町
街1
街2
この港からスピードボートで約1時間、ひたすら真っ直ぐに太平洋海上を走るとバジェスタス島だ。
パラカスは町というより村といった感じの小さな街だ。
海辺に人家があり、あとは不毛の大砂漠だ。ここに紀元前、パラカス文化が咲き開き、栄華を誇ったのだ。

今は、名残りは何もない。どこまでも砂漠が続いている。
夢の跡1
夢の跡2
ただ、鳥は、その当時もいたらしい。
サルシーヨという愛くるしいような少しひょうきんな赤い嘴のトリがこの町のアイドルとなっていた。
今は1
過ぎし昔を忍んでか、ボーっと海をみつめていた鳥もいた。
今は2

紀元前のパラカス時代の名残がひとつだけあった。
パラカスの地上絵カンデラだ。
夢の跡3

海に向いた山の中腹に地上絵があった。
パラカス文明のあと、ここからさらに200kmばかり南に下ったナスカに花開いたナスカ文明の地上絵の起源はここではないか!などという素人考えを、つい、したくなる。
というのも、ナスカにはナスカの地上絵とパルパの地上絵があり、パルパには、”パラカスファミリー”が描かれているからだ。

紀元前、パラカスからファミリーがナスカの地にやってきた。パラカスに何があったかは定かではない。天災で一夜にしてパラカス王国が消滅したか、さてまた、激しい戦争で、このファミリーだけが生き延びて、ここナスカに落ち延びてきたか・・・。
いずれにしろ、大きな地上絵は何かを語っている。このファミリーがナスカの始祖かもしれない。
そしてパラカスが歴史から消える頃、ナスカが興こり、ナスカは、紀元前から紀元800年ころまで花開いていくことになる。

紀元前後のこの時期は、ペルー北部の海岸地帯にはモチェ王国があり、南部海岸地帯にはナスカ、そしてアンデス南部チチカカ湖にはティワナク文明が隆盛を誇り、アンデス北部のワラス北方にあったチャビン文明は華やかな時代に幕を引く頃である。
プレ・インカの時代の話で、想像・夢想は果て無く南米の空をめぐる。
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コメント

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年度末

おはようございます!
浮さんの写真は生きています。写真から生命の力を感じます。
ですから、見ていて元気になります。ありがとうございます!
今日は年度末です。
お世話になった大切な方と、お別れをしなければなりません。
感謝の気持ちでいっぱいです。

こちらこそ!

いつもコメントをありがとう!元気が出ます。
年度末、忙しいでしょう。
異動や退職もさびしいが明日からはまた新しい顔ぶれもあり、楽しみなことでもあるかと思います。
落ち着いたら、軽く飲りましょう。都合のいいときにでも声をかけてください。