南米の風景5・Salto Angel・・・Vol.247。2015.3.3

Salto Angel (Angel Fall)
サルト・アンヘル(エンジェル・フォール) 
Venezuela


ガイアナ、ブラジル北部、ベネズエラ南部に亘る一帯がギアナ高地と呼ばれ、面積は約日本の2.5倍。ホテイ族という裸族もいたり、人類未踏の地もあり、地球最後の秘境などとも言われている。
ギアナ高地の中にベネズエラのカナイマ国立公園 Parque Nacional Canaima がある。面積は四国の約1.6倍、関東の1都6県とほぼ同じ大きさだ。この公園内には多くのテプイ(テーブル・マウンテン)があるが、そのうちのひとつ、アウヤン・テプイに世界最長979mの滝:サルト・アンヘルがある。
6月から11月が雨季で、8月・9月がその真只中、滝や川の水量も最高になる。圧倒する瀑布を体感するにはこの時期が最もふさわしいともいえる。しかし、当然雨や霧で景色を見ることができない場合もあるのが、この時期でもある。そうは問屋が卸さないというわけだ。

サルト・アンヘルの滝下近くまで行くには、小舟しかない。拠点の村カナイマから73km川を舟で上る。道はなく、舟のルートしかない。舟で行くことができるのも雨季だ。川は大河だが、雨季でさえ場所によっては大変浅く急流もあり、小舟でなければ舟底を擦ってしまい上れない。
カナイマから、カラオ川 Rio Carao を行き、やがて支流のチュラン川 Rio Churun に入ってサルト・アンヘル近くまで行く。カナイマ村は台地の下にあり、ラグーン(湖)の脇に広がるのどかな村だ。カラオ川の流れる台地は、このラグーンの上で終わり、川の水は、大きな滝となって湖になだれ落ちる。
ということで、サルト・アンヘルへは、この村の湖からは舟で行くことができない。湖の上まで車などで行き、そこから小舟に乗って出発するというわけだ。

カラオ川はカナイマ村のラグーンに落ち、カロニー川 Rio Caroi に吸収される。
カロニー川の上流のひとつは、前回紹介した(南米の風景4)グラン・サバナのアポングアオの滝を流れる川である。
カロニー川は下流でやがてオリノコ川 Rio Orinoco に合流しカリブ海にそそぐ。

カナイマへ行くには、普通の旅行者は、ベネズエラ数か所からのセスナ搭乗しかない。
ただ、サンタエレナで会った現地人は、このカロニー川をグラン・サバナ方面から、シマンタ山塊の南側を通って、舟で下っていくルートもあると言っていた。舟を乗り継いだりして数日かけてカナイマまで行くことができるのだろう。魅力的でチョット心が動いたが、このルートは断念した。少し悔いも残っている。

雲の中に見えて来た!

雲中1
雲中2
雲中3切れ間
雲中4少し
雲中5

ジャングルから見上げるテーブル・マウンテンにかかる雲の流れは早く、滝が隠れたかと思うとすぐに青空が姿を現したり、と忙しい。
雲中6
雲中7鳥
雲中8木々
雲中9木々
雲中10木々
あまりにも高く、流れ落ちる水も途中で霧や雲となり、滝下まで届かないものも多い。
雲中11木々
雲中12流れ
雲中13
雲中14
雲中14パコ
雲中14パコ2

拠点カナイマの湖に流れ込むカラオ川
雲中15カナ1
雲中16カナ2
この台地を流れるカラオ川の奥、上流に進む。
湖の右に広がるカナイマ村。
雲中17カナ3
雲中18カナ4
雲中19カナ5
雲中20カナ6
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