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笑った話・・・Vol.2507


管をつけられてからちょうど1か月だった。
「管を抜くか、あと1か月ばかりつけておくか?」とドクターが聞く。
「いやー。先生におまかせしますよ」と私。

こういうことは、こちらは素人だから、意見は言わない。プロの言う通りにするタイプなのだ。
で、抜いて、表向きは普通の生活人らしくなった。

手術は今まで何をしましたか?」とドクターが聞く。
「あまりしたことはありませんが、最近では白内障・・・。」「初めての手術は盲腸でした。そう言えば、もう半世紀前のことになりました」
など問われるがままに答えていた。

あとで「虫垂炎といえばよかったか」などと反省をしつつ、盲腸の手術をした青春時代のことを思いだした。
学生で一人暮らしをしていたころのことだった。入院し、1週間くらいで退院した。
「若い看護婦が手術に邪魔な毛を剃るそうだ!」「元気な若者は興奮して立ってしまい、看護婦にピン!とはじかれて、シュンとなったりするのだそうだ」などと仲間は冷やかすばかり。こちらはだいぶ身構えてどうなるのだろうかなどといらぬ想像をしていたものだった。

ピン!とされることもなく、無事退院した。我慢した挙句の入院だったから、結構アブナイ状態だったようだ。
病院の近くに叔母が住んでいたので、アレコレと面倒を見てくれた。
退院時、叔母は「荷物は一式ここにまとめて持ってきたから」と風呂敷包みを置いて帰った。
荷物と言ったって、たしか着の身着のままで入院したはずだからこんなにふくらむほどものはないはずだが・・・?と首をかしげつつ、風呂敷包みを紐解いた。

そこには、病院の名前が入った大きな枕が入っていた。
もちろん、後日返しに行った。「あらあら、そそっかしいわね」などと笑いつつ叔母が行ってくれた。

その叔母ももういない。お世話になったものだ。

令和3年1月30日(土)、晴れ。冷やかした物知りの友人Rも、一昨年逝った。
「ちょっと、あの空の上に行ってくるか」というわけだ。
地上の公園の小池には氷が張っていた。
1薄氷IMG_7328

プーキーは明後日で6歳だ。
2ふむIMG_7332

今日の1曲は、かまやつひろし で。♬ コットン・フィールズ ♬



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