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コロナ禍の修学旅行・・・Vol.2422


中学生の修学旅行。中止か実施かでゴタゴタしているところもあるようだ。
八王子市の場合、教育委員会は中止指示を出していない。ということは実施できるところは今のところ実施OKと言っているわけだ。
「中止か実施かどちらかに黒白つけろ」という校長もいないようだが、校長としては器量と度胸が試されるシーンであり責任が重くのしかかる。
保護者の中には「絶対に中止!」と声高く言う方もいる、待ってました組もいて中学3年の当事者の保護者でなくても「反対・賛成」と声だかに主張される方もいる。自分の子が修学旅行にはいかなくても「万が一があったら学校はどうしてくれるのよ!」だ。仮にAさんとしておこう。

万全の対応を図って行っても、「万が一」はあるかもしれない。これには弱い。
実施して万が一が発生してしまった場合「止むを得ないね。注意を怠ったわけではないからね」とAさんが言えばいいのだが、得てしてAさんタイプはこのようにはならない。まるで鬼の首を取ったかのように責める人が多い。

絶対はないしAさんのような人への対応もあるから校長は苦しむことだろう。特に優しそうな優柔不断な校長は悩む。
ここで教育委員会は助け船(?)を出す。
「校長は、保護者の意見はもちろんのこと、学校運営協議会の意見も聞き判断してください」と。
八王子市は、全公立中学校37校に学校運営協議会を設置している。
コミュニティ・スクール、地域運営学校というヤツで学校と地域で一緒になって学校を運営していこうと言う理念のもとにできたものだ。

何事も理念というものは素晴らしく、実行・実現することは難しい

案の定、修学旅行もこの学校運営協議会の反対にあって中止した学校や保護者の反対に押し切られて中止した所・中止の方向のところなどが出てきたようだ。すでに実施済みの学校もある。

「子も親も、修学旅行に行く前から相応の感染予防に努めて準備しているわ。今年の3年生は行事らしい行事が一つもなくて不憫です。せめて修学旅行だけは・・・。万が一、それでも感染者が出てしまったとしても私たち親は誰も責めません。私の知っている限りの親は皆同じ想いです。修学旅行実行で良かった」と3年生の子を持つ母親Hが言った。7月に地域のT中学校の運営協議会が行われてその件が協議された。私も委員のひとりだが全員一致で「万全の注意を払い実行すべき」だった。Hは今日会議があることを知っていて、気にかけていたのだった。

修学旅行は8月中旬に実施された。定番の京都だった。生徒も先生も全員ぶじに帰郷した。
先日、学校で報告があった。

お盆に係る時期だったが、映像にはほとんど観光客は写っていなかった。宿の方も「今年の修学旅行はT中学が初めてです!京都市長からの歓迎の手紙デス!」と大変に喜ばれ大歓迎を受けたとのことだった。観光場所での説明なども極めて懇切丁寧、宿等の感染予防はきわめて徹底しており非常に驚きましたが「至れり尽くせりでした!でも人っ子一人いない状態で、京都は大変ですね。何とかもち応えてほしいものです」と引率だった校長は言った。
新幹線内の様子も映像にあったが、いつもなら他校の生徒も一杯のところ、T校のみ。隣の客車もガラガラ、帰りには最後尾の客車には客が一人だけだった。

それぞれの修学旅行(写真は南米ウシュアイア)。
1ウシュアイアIMG_8610


令和2年9月23日(水)、午後2時、くもり。
我が地域の親たちは腹が据わっている。T中学の校長はじめ先生方も同様。
万が一感染者が出たとしても、ここだったら世間でよく聞く感染者探しやそこから派生する感染者虐めなどは発生しないだろうと少しいい気分の午後のひととき・・・。
とにかく、みんなよかった! 
今のところ問題は何も起こらず生徒たちには分厚いおもてなしの記憶と良い思い出だけが残ったようだ。
その親たちの嬉しそうな顔も目に浮かぶ。

♬ 修学旅行 ♬





今日もご訪問くださってありがとうございました。
From Tokyo With Love 東京より愛をこめて
 では、また。






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