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ボランティア精神・・・Vol.2418


私もボランティアの真似事みたいなことをしているが、考えさせられることが多い。

福岡県に福祉施設を経営している知人Hがいるが、ある時、古いアルバムと手紙を見せてもらう機会があった。

01アメリカからIMG_0438

それはアメリカから送られてきたものだった。
送り主Aは元軍人で戦後の一時期に日本に駐留していたことがあったという。
若かったAは休みのたびに施設を訪れて建物の修理や子どもたちの遊び相手などボランティア活動に軍人仲間と一緒に精を出していたと言う。Hの施設は某教会系で乳児や児童を世話していた。ボランティアはAの部隊の伝統でもあった。

「私は間もなく神に召される歳となりました。この写真は、貴施設が保存された方が良いかと思われますので送らせていただきます」というようなことで施設名が代わっていたりするかもしれないからと管区の教会宛に施設調査も含めての手紙が届き、教会が施設を調べて知人Hの当該法人に届いたと言うことだった。若いころに軍人Aがボランティア活動の合間に撮った写真だった。
「私はAを知りませんが、さらに驚いたことは・・・」と知人Hは言った。
「あとわずかだと思いますが召されるまでの年月、私は食べていくだけのお金があれば十分です。残りは、わずかですが貴施設でお使いいただきたく願います」と小切手が添えられていたことだそうだ。

令和2年9月18日(金)、正午、薄曇り。
こういう類の話が嫌いではない私で、こんなことを思い出すと残念ながら信仰や宗教心を持っていないような自分自身ではあるが「より一層精進しなければ、その境地には達せないな・・・」などと一瞬は思うのだが・・・・。

袖触れ合うも・・・とは言うが、軍人Aも米国に戻りいろいろな出来事・関りがあっただろう、それが人生が終わりそうだという時期に思い出したこと、はるか遠い異国の青年時代のボランティアのこと、数ある出来事の中から彼が選択した残りの全財産の贈り先、・・・・・。

今日もご訪問くださってありがとうございました。
From Tokyo With Love 東京より愛をこめて
 では、また。




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