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迎え火・・・Vol.2384


13日夕方、玄関で迎え火を焚いた。
今年は帰省しないので家でお盆をすることにした。

お盆の道具は質素なものだが昔に準備したものを保存してある。
田舎の宗派、あるいは地域性によるものか、親父が亡くなった時に“位牌分け“があり、東京に持って帰った。白木の位牌を言われた日数が経った頃に本物の位牌に替えた。仏壇も分相応のものを購入した。
そして夏が来て、新盆を迎えた。
正式なお盆は、まず墓参りをし田舎で迎えたが、位牌分けされたものとしては、こちらでもしなければならないと思って東京・分家お盆をしたのだった。
していいものかも迷ったが、時期についても迷った。
八王子のここら辺りではお盆は7月に実施している。田舎は8月だ。

1年に2回、お盆をされたら先祖様は嬉しいやら多忙やらで困惑するのではないか。
そんなことで東京分家でも同じ8月にさせていただいた。

その時だけで、以来、分家お盆はせずに本家本元一辺倒だった。

そして今年はコロナ禍となり帰省を自粛したので分家お盆の復活となった。

「迎え火は焚かない方がいいのでは?」「田舎へ行くか東京に来るか迷うんじゃない?」と妻。
「いや焚く」毅然として私。
「空を飛んでくるからあっという間だ」「本お盆は田舎で、コチラは仮。まず、向こうでゆっくりしていただいて、チョットだけこちらにも顔を出していただく」「私の親父や先祖だけじゃない。貴方の亡くなった両親にも義姉の家が本お盆でこちらは仮。こちらにもぜひ遊びに来ていただこう!」「そうだ、庭に眠っている先代の愛犬シャラにも来てもらおう!プーキーも喜ぶぞ」と私。

正直なところ、そういうやり方がいいのかどうか、少々迷った。
でも、陰暦から新暦に替えたり、いまだに7月実施と8月実施があったり、内容も宗派や地域によって違いが有ったり、迎え火だって広域でやりつつ個人でやったり、現実は様々だ。要は、気持ちの有り様、というところに落ち着いたのだった。

迎え火を焚き、迎え入れて部屋でろうそくの灯を眺めていると、厳かな気持になった。
日ごろの不義理を詫び、来し方を思い出した。

令和2年8月14日(金)、昼下がり。今日も真夏びよりだ。
昨夕、迎え火を焚く前の夕空は美しかった。

1ヨ御焼けIMG_6700

南バイパス・トンネル上には、犬の散歩が私を含めて3人、写真愛好家が2人、立ち止まって「今日の夕焼けは凄いですね!」などと言葉を交わしていた。
やがて高尾山麓に雲が湧き、雲は真っ赤になって闇が近づいて来た。

2雲が湧くIMG_6699

多分、あちらの空からご先祖様がやって来たのだろう。
「これでよしっ!」


今日もご訪問くださってありがとうございました。
From Tokyo With Love 東京より愛をこめて
 では、また。




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