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集団行動、幟旗と母衣・・・Vol.2359


高尾山へは今年は一度も登っていない、ただ仰ぎ見ているだけだ。
ソロソロ行くかと思えば、コロナ自粛緩和で混雑し出したとも聞くと、足が向かない。
山はいつも見えるので、つい山を見てしまうが、見ると山で出会った出来事などなどが浮かんでくる。

たとえば、ある集団の行動のこと、など。
日体大のほれぼれする集団行動(演技)や北朝鮮の見事なマスゲームのことではない。
高尾山中の人で渋滞のメイン通りを歩いていたら“軍靴の音”のような気配が押し寄せて来た。映画は別にして、私は実際には軍靴の音は聞いたことがない世代だが。
ハッとしてその集団を見ると、皆形相は血走っているかのようにも見えた。女性も多く、ほとんど私と同世代か上かのようだった。手にしているノボリ旗は、戦国時代の戦場の旗さながらに翻っていた。
何の集団かはスグにわかった。軍靴の集団でも武装集団でもなかった。
知人でこういう活動に熱心な方もいる。節度があるから隣人としては全くノープロブレムだ。ひょっとしてと思ったがその知人はいなかった。
私とは考えが違うがほぼ同世代だから、その集団の心情は理解できる。が、何もこの場で!と思ったのが事実だ。
現実のストレスから解放されて、癒しや楽しみを求めてやって来る人が多い山の中まで持ち込んで来なくともいいじゃないか!と憤慨したものだった。
それを分かっていても止むにやまれぬ行動だったから、顔がこわばっていたのかもしれない、と思うことにした。「憲法9条 死守」と幟旗に書いてあった。
軍事行進ではなかったが場違いの場所での示威行進であり少し寒気を感じたものだった。

ほかにも様々な集団がいる。もちろん中国人にも人気だから、中国人の集団も多い。マナーの悪さなどをTVなどで良く見聞きするが、私は山ではそういう嫌な中国人とは出会ったことがない。会えば笑顔で挨拶する気持ちの良い観光者たちばかりだ。
もちろん笑顔もなく挨拶しない人もいる。集団ではなく弧の方で、これは日本人だ。
それも同年輩か上くらいの男の年寄りだ。
「男は無口な方がいい」は私も密かに憧れを持っているが、山で無口を実践している方には、せめて「オウ」とか一言返していただけないものかと思っている。実際は無口な男になれていない自分だが、やっかみで言っているのではない。

脱線しそうだから話を集団に戻すが、感心する集団もいる。
やはり戦国時代の伝令の母衣(ほろ)を思わせる袋を持っていた。この団体は行進ではなく、道脇を覗いたり突っついたりしながら歩いていた。
やはり信条を持っていた。「山歩きついでに、山を美しく!」というもので圧迫感はなく好感の持てるものだった。彼らはゴミを拾っていた。
この集団には別の知人がいた。
「私にも袋を!」と言いかけて止め、思い付きは失礼かナと思い「お疲れ様!」と言っていた。
いつもは軽い冗談を飛ばしてばかりいるひとだったので、こんなことをしているとは知らなかったので失礼ながら見直してしまったものだ。

人間世界のことには“我関せず”の近所の猫。屋根の上から見下ろしていた。
1猫IMG_6535


令和2年6月28日(日)、曇り。雨が降らないだけでも嬉しい。
昨年12月には、親しい友人たちと高尾山に登り、帰りに街中で一杯ヤル予定だったが天候不順で延期、今年の春ごろには実施できるかと楽しみにしていたが、コロナでそれも断念し今日になっている。実行していたら今日のブログはもっと楽しいものになっていたことだろう、と残念だ。

♬ トルコ行進曲 ♬ 二胡奏者のウエィウエィ・ウーさんで。
友人が熱心な支援者でライブで聴きに行ったことがあるが、驚いたものだ。


今日もご訪問くださってありがとうございました。
From Tokyo With Love 東京より愛をこめて
早く安心安全な日々が訪れますように! では、また。





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