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激情と劇場型・煽情・・・Vol.2357


都心では、三密を少し避けつつ街頭演説が繰り広げられていることだろう、か?
私の住む場所は一応都内だが郊外で、選挙ポスターの掲示板以外は「選挙のセの字」すら聞こえてこない、穏やかなものだ。
特別に肩入れしている政党や候補がある方は別として、私などが知る術は選挙公報とNHKの政権放送ぐらいのものだ。ワイドショーも最近は飽きてほとんど見なくなった。
政見放送も夜1日に4人ばかりしかやらず、ワイドショーなどは「主要5人?」などと言って他は取り上げないらしい。今朝の朝刊では幸福実現党の七海さんが、ワイドショーのそれに異を唱えて「偏向報道だ、候補から撤退する」と言ったが、今の時期となっては「それも出来ない規定」「投票は有効票になる」のだそうだというような記事が載っていた。ちなみに七海さんは立候補者21人中の7番手位の扱いだそうだ。
NHKも1日に全員登場させて何日も抱負を語らせたらいい。

「ホリエモン新党」を名乗る方も2人いる。
N国の人だった立花さんとさいとうサンという方だ。
どうやら、そういう党が出来たわけでもなく、ホリエモン本人にも了解を得たわけでもないとさいとうサンは言っている。が、一応ホリエモンと話くらいはしているだろうとは思ってしまうが、さて、どうだろう?
ちなみに広報では「正直者がバカを見ない日本にしたい」「森友で悪者にされている籠池夫妻を救う」と立花さんは言っている。「おお、なるほど!」などと思わなくもないが、2人とも「コロナ自粛をぶっ壊す」と煽情的でやや?が付く。

便乗型と思えなくもない方もいる。維新の小野さんだ。人気の吉村大阪知事の写真などを掲げているところが素直というか嫌味というか、維新だから当たり前か、さて?

愚直に誠実に一筋という方もいる。宇都宮さんだ。以前、このブログで「もう歳なんだから」と批判めいたことを書いたが、今は撤回する。候補の中でこのような実直な方は少ないように思えるからだ。150万票はいくのではないか?主張も地味で、彼を応援する政党に好き嫌いのある人もいるだろうから、さて?

その宇都宮さんの票を喰うから出馬を辞めろとか言われもしたそうな人気の山本太郎さんだが「俺は、無党派層に選挙に行ってもらいたいからだ、俺は小池百合子の票を喰う」と言ったとか、単なる当て馬じゃなく、本気で知事の座を狙っていると某ジャーナリストは言っていた。その老フリージャーナリストの名は横田一。絶頂期の小池百合子現都知事が総理の座を狙いに打って出た時に「排除する」発言を引き出した記者だ。
私は、その少し前から横田一さんを知っている。知り合ったときには某新聞社の記者を卒業し、フリーランスとなっていた。飲んだことも数回あるが、横田さんは一言もそのことにはふれなかった・・・。
「排除発言」を引っ張り出した人が横田一さんだということを知ったのは、あっという間に読み終えた『女帝…』の中に書かれていたからだった。「えつ!」と思ってネットで横田一を調べてみた。
残念ながら私の知人の横田一さんとは同姓同名の別のマスコミ人だった。

知人でない方の横田さんは、すっかり知事に取り込まれて取り巻き化していたその場の大方のマスコミ人たち、強いものに巻かれた記者たちが小池知事の薄笑いに同調しさげすむ目で横田さんを見下す失笑の渦の中にいたという。
が、TVカメラは茶の間に映していた、「排除する」という勝ち誇り驕った顔の知事の顔を。
ご存じのように、この一言で彼女は終わった。・・・というようなことが石井さんの『女帝…』に書いてあった。

思えば、平成の国政は「劇場型」「○○チルドレン」「〇〇ガールズ」ばかりが幅を利かせていた時代だったような気もする。マスコミ人も皆浮かれて煽っていた。私も煽られていた。
小泉純一郎が走りだったろうか。彼の功罪はあるが、罪の方は彼の選挙手法で「敵を作り」「大衆を煽り目を向けさせる」やり方だ。マスコミも絵になり話題になるから大々的に取り上げ追随する。そして令和まで来てしまった。今、その筆頭が小小池都知事ということだろうか?
「敵が出来たとき」「混乱や危機が迫った時」本領を発揮するのが、デマゴーグだ。

「今度は誰をターゲットにするか?」と思案をしていたら「コロナがやって来た」
「五輪延期」でひとまず息をつき、「さあ出番」「まってました!」とばかりにやおら毎日TVに登場する。
最高の晴れ舞台が向こうからやって来た。

令和2年6月26日(金)、曇り、時に陽もさす。
どちらかといえば激情は嫌いではない。その傾向はある。
いい歳をしても、まだ人の言や本に左右される。右往左往だ。
今は石井妙子さんの小説ではないノンフィクション・渾身の一冊『女帝・小池百合子』に大いに影響を受けている。真実は、どちらだ。いうまでもない、石井さんも女帝のことも良く知らないが、石井さんに分があると当然今は思っている。

庭のノウゼンカズラも咲き出している。あれも椿と同じで、ある日突然に花開いたまま地地面に落下する。

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