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有要有急・・・Vol.2279


不要不急ではなかったので外出をした。
ただし3密は守った。
用事には、1時間ほど待ち時間があることがわかっていたので、腰ポーチに小型カメラと文庫本を入れて行った。
こんな時は通常、コーヒーショップに行くことが決まっているが、それは止めた。

昨年の台風19号で大暴れした南浅川の近くだったので、川沿いの桜並木の木陰のベンチにしようと決めて出た。案の定、人はまばらで、これなら不謹慎との誹りを受けることもなさそうだった。

持って行った本は、先日衝動買いをした感染症がらみ本・5冊の中の1冊、『雪の花』だ。
舞台は福井、時は“天保の大飢饉“のころ、あと少し時が経てば幕末から明治維新を迎える。
この頃福井では天然痘でバタバタと多くの人が死んでいった。
死体は大八車に乗せられて処刑場の裏手に運ばれた。そこで餓死者は穴に投げ込まれ、天然痘の死者は焼かれた。骨があちこちに散乱していたという。
治療法もなく、ひたすら神仏に祈るのみ。
主人公は町医者・笠原良策
若い良策は、医師としてなす術がなく、ただ自分の無力を恥じた。

そんなところから著者・吉村昭は書き出していた。
やがて良策が命を懸けて天然痘の痘苗を持ち込み、狂人とさげすまれながら闘っていく姿が書かれているのだろう。出だしだけで時間がやって来た。
“お楽しみは、これから”だ。

ご愛敬で本を桜の枝に乗せ“ハイ、今日はオシマイ”でパチリ。
1雪の花IMG_6253

この桜並木の向こうに見えるベンチが今日の図書館となった。桜はまだ咲いていた。
2南浅川IMG_6246

対岸には結構散歩する姿が見えた。西方、川の上流彼方には高尾山も見えていた。
3そぞろIMG_6259   4高尾山IMG_6244

皆、花見が主ではなく、健康維持のための花下散歩と日光浴のようだった。
人との距離も十分開けて配慮されているように見えた。
これなら“ヨシッ”だろう、か。

令和2年4月8日(水)、午後7時半。今日も晴れだった。
今、TVをつけたら、東京の今日の感染者が149名、過去最高になっていた。


今日もご訪問くださってありがとうございました。
From Tokyo With Love 東京より愛をこめて
早く安心安全な日々が訪れますように! また明日。



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