旅の空から[異国の細道]160・余談10・・・異国の止まり木3・・・Vol.206。2015.1.13.

仕事の帰りにチョッと寄っていきたい場所、家で好きな場所、街中で気に入っている場所、そこにいると寛げていいひと時を過ごせる処、そんなようなところを私は”止まり木”と呼んでいるが、もちろん旅先にも、それ、はあった。
今回は、ボリビア、チリから”異国の止まり木”を振り返ってみる。

ボリビア BOLIVIA

コパカバーナ Copacabana
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チチカカ湖の南、ボリビア側のチチカカ湖の玄関といえるコパカバーナの街。水辺のレストランの2階はご機嫌な場所だった。
輝く湖と太陽がまぶしかった。
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日差しが強くなりすぎると、もうひとつの止まり木に移った。
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木陰がほどよく、ここでブログを書いたり、うとうとした。

ラパス La Paz
ラパスの宿は旧市街のど真ん中にある3階建てのホステルで、1階は旅行社などのオフィス,2階3階が宿だった。
この屋上が私の止まり木だ。
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止まり木から見えるラパスの夜景。
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ホステル。この正面の階段を上がって屋上に出る。
宿の外、小道を挟んで斜め前のレストラン、2階にあるが店内は禁煙なので、狭い廊下が私の止まり木。ただ、テーブルはひとつなので、私同様ここが好きな人に先を越される場合もあった。
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手前の黒い椅子が見えるだろうか。ここ。

チリ CHILE

サン・ペドロ・デ・アタカマ San Pedro de Atacama
アタカマ2
砂漠の中のオアシスの町、アタカマ。春の緑が心を青空に吸い上げていく。
農家の中庭のような雰囲気のこの宿の、ここ中庭が、”お気に入り”だ。
アタカマ1
宿から、2~3分ばかり歩くと町の広場に出る。広場に面したここも好きな場所だった。

サンチアゴ Santiago
サンチアゴでは、宿は2箇所に泊まった。
最初はリゾートマンション風のアパートメントハウス、22階の部屋だ。ベランダからの夕日が美しい。
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次の宿は、邸宅を改造したホステル。中庭があり、私の好みだ。
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セントロの中心街もいい街並みだった。やはりご機嫌なカフェもゲットした。
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歩行者天国をそぞろ歩く人たちを眺めつつ飲むカプチーノも美味かった!

イースター島 Easter Island
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各部屋の前には廊下があり、その前にテーブルと椅子がある。ここが私の止まり木。
宿のコンセプトは”ジャングル”だとか・・・?
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左側向こうに部屋があるが、右側の木々の右も長い廊下になっていて、その右にも部屋がズッと続いている。
私の部屋は、ブランコの前にある。
写真の左側にはプールがあって、夕方少し前になると、必ず一人の男性が泳ぎに来た。
止まり木で一服していると、日中は木陰でカードなどに興じているフランス人の老夫婦(私と同年輩くらいだが)、その夫のほうが、水着ひとつで私の前を横切っていく。彼の”くつろぎの場所”というわけだ。
泳いだあとは、プールの前に2mくらい高くなっている木造りのテラスがあるが、そこに上がり、イースター島の海を眺めていた。そこがおそらく彼の”止まり木”なのだろう。

プエルト・モン Puert Montt
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宿のベランダ。
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部屋の中から我が”止まり木”を見る。
宿は、こんな民家風だ。
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旗がナビイテいるところがベランダ。みんなオーナーのペドロの手作りハウスだ。3階は現在も一人で増築中だ。
完成したら、また、訪れてみたいところだ!「やあー!ペドロ、できたかい!」などと言って・・・。

プエルト・ナタレス Puert Natales
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風の国”パタゴニア”、風が強く冷たく、流石に外で風流はできなかった。ホテルの厨房裏の物置のようなところをお借りした。タバコもナイショだよとお許しいただいた。
今は使わなくなった湯呑のようなコップを灰皿代わりにと持って来てくれもした。殺風景な風景だったが、人の気持ちが暖かかい”止まり木”だった。

プンタ・アレナス Punta Arenas
この中が、居場所だが、時々”スモーキング・ブギ”などと口ずさみ、外に出た。
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ここで一服。
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宿での止まり木。
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今では、宿も、中には一服する場所もなく、この看板の下で、時々一服。

*帰国して、椎名誠の「パタゴニア」を読んでみた。彼は30年前にここに泊まったのだった。
「赤いワンピースに白いエプロン姿のメードが4人」いた、とあった。宿は、今も昔のような雰囲気のまま存続していたが、メードは一人、レストラン・スタッフは男性が一人だった。赤いワンピースに白いエプロンでもなかった。バーについては海の男かさすらい人のロマンのようなことを書いてあるかとも想像したのだったが、違った。普通の旅行記だった。
ただ、その頃のプンタ・アレナスはまだ開けておらず、タンポポの花があたり一面に咲き乱れていた、ともあった。
当時のアレナスのタンポポの群生を見たかったが、ほかの写真はあったが、タンポポの写真は本には載っていなかった。

しかし、彼の本の副題にひっかけてあるように、パタゴニアは、今でも、”風とタンポポ”という言葉はぴったりだ!
今も、大平原には、風に吹かれて黄色いタンポポが咲いている。

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