芋掘る男・・・Vol.2069
我が家の愛犬プーキーはシティボーイだから山道はあまリ好まない。
が、昨日は違った。
往きのコースも違い、まずは中央公園に向かった。帰りはバイパス工事現場から脇道を登り、我が家の裏山へのコースを選んだ。
林を抜けて裏山の畑に出ると日は高尾山の向こうに落ちていた。
寒さがましつつある夕暮れ時に男がひとり芋を掘っていた。里芋の大収穫のようだ。

『禅の友』(12月号)の「寒時は終(つい)に熱せず」から引用すると、“「寒いでしょうね」と声を掛けたら「いや、ちょうどいい寒さです」と言って笑っていました。寒い時は寒い、暑い時は暑い。この方は季節の変化と仲良く生きている方なのです“というシーンだ。なるほど、これか!

「じいちゃん、先行くよ!」とプーキーはさっさと裏山の中を歩き出した。

令和元年12月17日(火)、正午、小雨。室内温度20度、湿度51.エアコンあり。
昨夕は芋は頂かず心残りつつ家に帰った。
夜8時前、ピンポーンと音がして宅配便が届いた。
芋ではなく干し柿だった。
毎年、友人Sが信州まで出かけて丹精込めて作る「信州名産・市田柿」が詰まっていた。
いつも感謝だ。ありがとう!良い年を。
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