Mariposaその3・・・Vol.2046
アサギマダラを眺めていたカップルのうち男性は店内に戻り、女性だけが残り、長い時間蝶と戯れていた。
やがて「おーい、ピザが焼けたよ!」と彼が呼びに来た。
彼女は30分くらいは飽きずにブッドレアの花の下で“ちょうちょ”と話をしていただろうか。
その間に彼女は私にいろいろと教えてくれた。
「これは雌ですね」「飛んで行ったもう1匹は何でしたか?」などと言う。
こちらは、“ただ綺麗な蝶だな“”沖縄まで飛んで行くんだな“程度の知識だから恥ずかしながら判る筈はない。
「オス、メスがわかるんですか?」などと聞く始末。
「もちろん、私は大のアサギマダラのファンなんです!」と彼女。
「ホラ、そこのキジョラン、そこに卵を産み付けるんですよ」と彼女。
ははあー、これがキジョランかと思ったが、口には出さず「おお~」とだけ言った。
じつはブッドレアもオーナーに教えてもらっていた。
私は探求心に欠け、また、覚えてもすぐに忘れる。困ったことに知ったかぶりは治っていない。
彼女が店内に入ってからもアサギマダラはブッドレアの花の間を飛び回っていた。
私も一服してはちょうちょの側に行ったり、おかわりのコーヒーを飲んでは蝶の所へ行ったりを繰り返した。









カフェ・マリポーサでの“いい秋のひととき”というヤツだった。
コーヒーだけで長時間いるのも気が引けて「ピザをください」と言っていた。
令和元年11月13日(水)、正午、室内温度15度、湿度61。曇り、先ほど小雨がパラッと落ちたが、今は止んでいる。
今日もご訪問くださってありがとうございました。 感謝です。
From Tokyo With Love 東京より愛をこめて
明日、いい日となりますように
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