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フェラーリとオフロード・・・Vol.2028


W杯ラグビー、プールA最終戦、日本はまたも真骨頂を発揮した。
開始前の会見で主将のマイケル「優しい気持ちは必要ない。鬼にならないといけない」と語った。
しかし前半6分、早々にスコットランドにトライを決められ7点を献上してしまう。
「これは・・・」と暗い気持ちが見る者を襲った。

しかし日本は、ここから怒涛の攻めを見せる。
福岡から松島へとボールが渡り、17分にトライ! 7:7。
福岡は倒れつつナイスパス!オフロードパス

25分、流れるようにボールが繋がれ、ラストは稲垣がトライ! 14:7。
“笑わない男・稲垣”の代表初トライだった。これもオフロードパスから。

前半の3トライ目は、“韋駄天・福岡“。
ファエレの蹴り出したボールが跳ねる、福岡が片手でキャッチし、そのまま走り込む、トライ! 39分、21:7。
これで前半が終了、歓喜に湧く日本応援団。

1ラファエレから39分3トライ目IMG_6584

2片手でIMG_6586

3振り切るIMG_6587

後半開始早々の42分に、またも福岡がトライを決めて、28:7。4トライとゴールキックもすべて決まり、ボーナス点も獲得。
密集の中、福岡が相手の抱えるボールを掻き上げる、ボールは宙に浮いた、地面に落ちる直前に福岡がキャッチし、そのまま独走!前回はまだ足の故障が癒えておらず、最後に捕まったが、今回は50m5.8秒の俊足が復活、走り抜けた。
今回5トライの松島と気を吐き出した福岡はWフェラーリだそうだ。

4掻きだしたボールをIMG_6595

5キャッチIMG_6593

6また振り切ってIMG_6589

しかし、流石のスコットランド、選手を6人一気に変えて逆襲を開始。49分、55分と立て続けにトライを奪い、28:21,7点差まで日本を追い詰める。
まだ25分もある。
両者激しく、見る者の息も切らせてくれない攻防が続く。
そしてついに80分、日本が蹴り出しノーサイドの笛が割れんばかりの興奮の渦の中に吹かれた。
28:21、日本全勝で首位を通過、歴史的瞬間が訪れた。

令和元年10月13日(日)、横浜スタジアムでのことだった。
オフロードパスは、タックルを受けながら倒れながらも出すパスのことで、前監督エディの時にはパスカットされやすく好機がすぐに相手に移りやすく禁じ手とされた技術で日本ラグビーではタブーだったという。それを今回のジョセフ監督は徹底的に磨いたのだそうだ。松島と稲垣のトライはこの曲芸技で生まれた。特に稲垣のそれは芸術だという。

令和元年10月16日(水)、正午、室内温度19度、湿度64。寒いくらいの気候だ。
余韻冷めやらずの振り返り。

From Tokyo With Love 東京より愛をこめて
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