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盤上の向日葵・・・Vol.2017


BSNHK「盤上の向日葵」、放映3回が終了。まだ2回までしか見ていないが、これがなかなかいい。
原作者は柚月裕子、去年の本屋大賞2位のテレビドラマ化だ。
「砂の器」の将棋界版のようだとコメントしている方もいた。
なるほど、うまいことを言う。
確かに切なく悲しい宿命のようなものが上手に描かれている。

主人公は、将棋界に現れた異端の天才棋士・上条佳祐。千葉雄大の押さえた演技が光る。
生まれは信州・諏訪、元校長の唐沢光一郎役は柄本明、彼が新聞配達の上条少年とここで出会う。上条の少年時代を大江優成が演じるが、これもいい。貧しく虐待を受けているが、目が涼しく適役だ。唐沢は後に認知症になるが、そっと寄り添う妻役の檀ふみがこれまたいい。檀ふみも久々に見たが、好い歳の取り方をしているようだ。

“鬼殺し”の異名をとる真剣師・東明重慶は竹中直人が演じる。異才・鬼才ぶりを十分に発揮して盛り上げる。

物語は、埼玉山中で将棋の駒を抱いた死体が発見されたところから始まる。殺人事件として2人の刑事が追う。たたき上げデカ石破を大友康平、相棒の佐野を元乃木坂46の蓮佛美紗子(原作では男だがTVでは女性にしている)、この2人もいい味を出している。死体が抱いた駒は、初代「菊水月」。
2人は、駒の出所・持ち主を求めて各地の将棋店を訪ねる。

東京駒込の「丸八碁盤店」も出てきた。
今もあり、この隣辺りに住んでいる友人夫婦がいる。
この店で妻の父母と駒を買ったそうだ。
「オッ、丸八碁盤店だ」と友人の夫IMが言ったそうだ。
あらっ、隣の歯医者も写ってる!」と友人の妻MM。

この2人は、最近ますます感性を磨き知的世界へと昇華しつつあるようで、距離を感じ始めていたものだったが、このヘップバーン似のMMとその夫の会話を聞いて「世間話もまだ通じるようだ」と少しほっとした。
そんなことで、悲し気な空気が漂うドラマだが、身近にも感じられて楽しく見ている。

閖上地区の語り部
向日葵。東北大震災後の宮城県閑上地区、2012年。

令和元年9月23日(月)、世間では祝日、私はいつも通りの休日。
15時半、室内温度30度、湿度62。
ドラマは4回の放映で3回が終わっている。3回目は昨夜録画したが、まだ見ていない。
結末に近づくのがもったいない。さて、どうしよう?


今日の1曲は葉加瀬太郎 ♬ ひまわり ♬



今日もご訪問くださってありがとうございました。 感謝です。
From Tokyo With Love 東京より愛をこめて



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