旅の空から[異国の細道]150・パラグアイ 1 ・・・イグアス移住地 1 ・・・Vol.192・2014.1210

アルゼンチンのプエルト・イグアスから、ブラジルのフォス・ド・イグアスを通って、パラグアイの日本人移住地に向かう。

今日は4回イミグレを通過しなければならない。忘れないようにと、気を引き締めてバスに乗った。一応、パラグアイのシウダード・エステまでの直行バスにした。料金は30ペソ。11:30発の予定が、何かで遅れ(バスが来ないので大変心配をした)、出発したのは11:50だった。着いたのは13:30。普通は1時間強のところだが、ひどい渋滞にはまった。エステの町が物価が安いから、ブラジルやアルゼンチンから大挙して買い付けにくるのだそうだ、そのため最近はますます渋滞がひどくなっているとのことだ。土日はもっとすごいことになるそうだ。

アルゼンチン出国は、無事OK.
ここは、先日、ブラジル側イグアスの滝へ行くときに経験済みだ。
ブラジルへ渡る橋の手前にミグッラソン(イミグレッション)がある。

橋を越えた。サー、今度はブラジル入国手続きだ。
橋を越えて少し先にブラジル・ミグッラソンがある。
「アレレ・・・」とフランス人の男が声をあげた。彼らも私と同様パラグアイに渡りさらに今日首都アスンシオンまでいくのだという。途中まで同じルートだ。
私も同じで、?、と思っていた。ミグラッソンを通り過ぎていくではないか!
他の乗客がフランス人に話しかけていた。彼は納得顔でうなづいていた。それを見て、まあ、かれらも一緒だ。”ケセラセラ”でいくか。と腹を決めた。

そうこうしているうちに、ブラジルの町フォス・ド・イグアスの街中を抜け、パラグアイとの国境にかかる”友情の橋”に来てしまい、もうブラジルをぬけてしまった。
この橋を越えるとそこにはパラグアイのミグラッソンが待っているはずだ。

なるほど、そういうことか!誰もブラジルでは降りなかったし下ろさなかった。この直行バスに乗れば、ブラジルの入出国スタンプは必要ないのだ。

パラグアイのミグラッソンに着いた。
バスの乗客のうち、私とフランス人の3人連れ、そして何国人かはわからないがおじさん、計5人だけが入国スタンプが必要で、5人だけがバスを降り、イミグレに向かった。皆、荷物は全部持って降りた。バスはちょっとは待つがすぐ発車してしまう、と聞いていたからだ。
私は荷物は全部バス内に持ち込んでいたから、一番先にスタンプをもらった。フランス人達は、バスの荷物預けからに大きなバッグを取り出していた分遅かった。
どこにスタンプが押されたか、確認する時間もなく、イミグレを飛び出した。バスは発車していたが、まだそこに見えた。「おーい、オーイ!」と日本語で叫び、手を思い切り振った。
バスは止まってくれた。フランス人たちもなんとか間に合った。”これで関門通過!”
発車していたら、次に来る同じ会社のバスを待たなければならない。もしくは、また、お金を払って違う会社のバスに乗るか、だ。
ブラジルの入出国の件ははっきりわからないが、アルゼンチン出国、パラグアイ入国、というスタンプさえあれば、もうこっちのものだ。OKだ!

時間は遅れたが、予定通りのバスターミナルに着くことができた。13:30だった。
イグアス日本人移住地行は15:00にあるはずだ。昼食をとるには十分時間があった。
ターミナル内のレストランに入った。
こんな物が陳列されていたので、「ここでこれを食べれるのか?」と聞いたら「もちろん!」というので注文した。

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定刻どおりバスは発車した。
移住地のある「41km」地点まで20000グアラニー(400円強)だった。

あと1kmくらい手前で車掌サンに声をかけた。「キロメトロ、41!」と。
「シー、セニョール!OK、OK わかっているよ!」だった。乗る前に切符切りの兄ちゃんが、その車掌に「いいか、こいつは、41kmの、コロニア・ハポネスで下ろしてやれ!」と何度もくどいくらに言ってくれていたのだ。
この時はGPS検索アプリ「Map Me」がうまく作動していて、目的地はあと1kmくらいだと自分でもわかっていた。
このアプリは、”自転車野郎:Mr.高島(さん)、(*彼のブログ「60代おやじのチャレンジ)(リンクしてあります)」をぜひごらんください”に教わったものだ。
WiFiに関係なく、どこでも位置確認ができる。地図を見ること自体が好きな私には格好なおもちゃでもある。
ただ、場所によっては、なかなか測位確定ができないこともある。使いこなし方が未熟なのかもしれない。

無事下車。
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国際道路、国道7号線。41km地点。
向こうが首都アスンシオン方面だ。

ここイグアス市の移住地にある「ペンション園田」さんに12月16日(火)、17日(水)、18日(木)の3泊お世話になった。
日本人バックパッカーには「ペン園」で大変有名な宿だ。

19日に宿を出て、41km地点のバス停で、来た道を戻るため、バスを待った。
バス停で一休みしていた方とおしゃべりをしていたら「おい、来たぞ!」とその方が言うので、アスンシオン方面を見たら、凄いスピードでバスが走ってくる。慌てて、車道脇まで出て、手を挙げた。

乗り込んで、前から2番目の席が空いていたので、そこに座る。
すぐ車掌が来たので、地元人ポク黙ってポケットに用意しておいた20000グアラニーを渡した。
なんと、お釣りがきた。10000グアラニーだった!
あれっ、では、来るときはボラレタのか?と思ったが、バスの種類が違っていたようだ。このバスは市バス中の市バス!といった感じの極めてローカルなバスだった。
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運転席は、ごらんのとおり゛超、ド派手!”だった。

見覚えのあるエステ市内に入った。
市内から約7kmのところにターミナルはあったはずだから、注意しなければならない。この時はGPSが即座に反応せず、感がたよりだった。お金は払ったし、地元人ブル理由もなくなったので、車掌に「セニョール!テルミナール!」と声をかけた。
車掌は「テルミナール!OK!」と親指を立てた。

「セニョール!テルミナールだ!降りろ!」で降りた。声をかけておいてよかった。下車したのは私だけだった。まだ、どこかへバスは行くのだった。
あっちだ、という方向に歩いた。見覚えのあるターミナルはなかった。
それでもと思い直し、倉庫のような建物と敷地を横切ってみた。いきなり、人で賑わうレストランやタクシーの運転手のたまり場に出た。「ターミナルは?」と尋ねてみた。
「おう、そこだ!」といわれ、7mばかり行ってみた。
あった、見覚えのある場所が!私が一服した場所だった。なんだ、あのそばにはもっと賑やかな場所があったのか!やはりもう少しブラブラしておくべきだった。

来た時に調べておいた3:15発プエルト・イグアス行きに間に合った。
運転手が「出国のミグラッソンで下ろしてやるが、バスは待たないで行くぞ!それでいいか?」「我が社のバスが30分後くらいに来るからそれを拾え」という。良いも悪いも選択肢はなかった。「OK」と言って乗り込んだ。どうやら出国スタンプが必要な人間は私だけのようだった。

メイン通りに出ると凄い渋滞が待っていた。
ミグラッソンの手前200mくらいのところで、運転手が声をかけてきた。
「ここで降りて、ミグラッソンに行ってこい!いいか、このバスをよく覚えておけ!」と言い、中指と人差し指で自分の両目を差し、目を大きく見開いて、繰り返した。
イミはすぐわかった。この渋滞を利用するのだな、と。
「OK!,セニョール」では行ってくるぜ!とばかり、勢いよくバスを降りた。が、荷物は念のため全部もって降りた。
一歩も動かないような車の波の中、走った。2回「ミグラッソンは?」と警官に聞きながら。

見覚えのある作りの建物に到着した。見れば、反対側車線に来た時寄ったミグラッソンもあった。こちら側にもあった。
幸い一人だけしか先客はいなかった。すぐに出国スタンプはいただけた。
ここで待っていてもよかったが、早く運転手にホッとしてもらったほうがいいだろうと思い、来た道を、車の間をかき分け、敷かれないようにに注意しながら戻った。バスはたくさんいたが、よく見ていったせいかすぐわかった。あまりすすんでいなかった。
「戻ったぜ、アミーゴ!」だ。
席は一番前で、混んでいて立っている人もいたのに、私の席は空けておいてくれたのにはビックリした。
ありがとう!

かくして、バスはアルゼンチンのプエルト・イグアスに到着した。
下車して、運転手に「ムーチョ、グラシャス、アミーゴ!」と言って手を出したら、「おー、やったな、良かったぜ!」と彼も手を出し、握手をした。
腕相撲スタイルの強い握手だった
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