旅の空から[異国の細道]131・アルゼンチン 8・・・最果ての地 1 ・・・Vo173・2014.112.6

12月3日(水)、世界最南端の都市ウシュアイア Ushuaia に到着した。
南米に来てからちょうど190日目だった。半年と少し過ぎた勘定になる。
コロンビアとベネズエラの国境から始まるアンデス山脈の北端から、ここチリとアルゼンチンの南端、アンデス山脈の尽きる地まで数千キロを旅してきたことになる。

ゴールの虹がかかっていた。

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宿の食堂から、ビーグル水道方面を見たら、虹が出ていた。

世界最南端を走る蒸気機関車「世界最果て号El Tren del Fin del Mundo」に乗った。

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可愛らしい機関車だ。

始発駅。
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列車のポーッという音と共に機関車が吐き出す蒸気が上がる、そのたびごとに、「おーっ!」と声を上げ拍手をしていた。
大はしゃぎの子どもたち。
3人ばかり、合掌しおじぎをしていた。仕草がとても可愛らしかった。
この列車では日本人は私ひとりだったが、日本人がよくくるのだろう!

途中駅で。
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切り株の高さで、どの季節に切られたかがわかる。
地面すれすれのものは雪のない時期に、高いものは、そこまで雪が積もっていた時期に。
”切られる前の木々の森を思い浮かべながら行きましょう!”と乗車の際もらったパンフレットに書いてあった。
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昔、ここを”わが領土”とすべくアルゼンチン政府はここに刑務所をつくった。1896年のことだ。
この不毛だった地に多い時で囚人は600名を超えたという。住民の数の方が少なかった、
囚人の日課は、まず線路を敷き、山へ木を切り出しに行くことだった。自分たちの暖房と電気のために。そして住民のために。過酷な重労働だったそうだが、それでもこの列車に乗って外に出られることの喜びのほうが勝っていて、優良な服役者のみがこの列車に乗れたのだそうだ。
世界最果て号、別名”囚人列車”だ。

駅に貼られていた昔の写真
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今は線路はないが100年前のこの教会は残っている。この前の通りはメインストリートの一つに今はなっている。
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向こうの奥に刑務所があり、手前に向かって線路は伸び、約25km先の森まで続いていたが、今は最深部の7kmだけを列車は走っている。

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小学校。機関車を見送っていたのは、この学校の生徒たちだった。
休憩時間に列車を見て、ワイワイやるのが楽しみのひとつでもあるようだったし、列車の蒸気と音が本当に好きなようだった。明るくくったくがなく、大自然も良かったが、この子たちの無邪気さが喜びを倍加させてくれた。
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