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ストーブ・・・Vol.1690


小学生の頃は教室にストーブがあった。だるまストーブというヤツだ。
薪がガンガンと燃えてストーブの胴体下あたりが真っ赤になり溶けてしまうのではないかと思うほど熱くなることもあった。

脱げばいいのに、誇らしげに着たままストーブに寄って、「溶けるかどうか近づけて見ろ」などと仲間に言われ、「よせよ!」などとふざけているうちに新調のアノラックがストーブに触れ、一部が溶けてしまうなんて笑えないこともあった。
教室の前の入り口付近に設置されており、当然少し離れて席が置かれていたが、今思うとストーブ脇の者たちは熱くて勉強どころの話ではなかったと思う。

ストーブ当番があり、当番は早めに登校して火をつけみんなが登校してくるまでに教室を温めておくのだった。
ストーブ用の焚き木づくりも全員に課されていて、年に2~3回は焚き木を作って学校に持って行ったものだ。当番の時に持って行ったのか一度に集められたのかは今はもう記憶があいまいだが、焚き木作りは私には結構楽しみのひとつだった。全員ではなかったかもしれない、持ってこれるものは・・・だったかもしれない。

学校から戻ると近くの山に行き、焚き木の材料を拾い集めた。
枯れた杉の葉をたくさん中に入れて周りを枯れた小枝で覆い細縄で2か所縛り味噌玉のような形に仕上げる。年長の名人がいて憧れて一生懸命に真似をしたものだった。直径20cm、長さ30cmくらいだったろうか。これを2つ作って学校に持参する。
ストーブに入れて周りを薪で囲み、この焚き木に火を付ける。
誰の焚き木が一番よく燃えるかなどと競ったものだった。

だるまストーブのころは皆ストーブの周りに集まってワイワイと騒いでいたが、ダルマでなくなってからはそんなこともなくなった。
形が良かったのか、なぜか人を引き寄せる魅力があったストーブだった。

6ワタの木IMG_2962




今日もご訪問くださってありがとうございました。 感謝です。
From Tokyo With Love 東京より愛をこめて
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