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マチュピチュ・5・裏マチュピチュ・(彼方へ5)・・・Vol.1657

30ワイナピチュとIMG_4847
(ツアーで来る方はおそらくこの位置からマチュピチュを見上げることはないだろう。
マチュピチュの裏、北側からマチュピチュを見上げると、こんな風景になっている)

サンタ・マリア村から南進し、絶壁を横切る小岩だらけの道をバスは進む。踏み外せば遥か彼方、バスは下方の森に消える。一巻の終わりだ。バスの運転手は片手に携帯で何か話をして片手で運転している。「おいっ、よせよ!」と乗客の誰もが思っただろうが、振り向かれでもしてホントにバスが谷底にでも落ちて行ったらまずいと思うのか、誰も、もちろん私も声をかけることができなかった。

最初は紙切れに遺書でも書こうかと一瞬思ったが腹をくくるというほどでもなく不思議なもので「まあ、なるようになるか・・・」と案外取り乱すこともなかった。
しかし、バスが目的地に着いて降車した途端、皆、興奮して「良かった、よかった!」と大喜びだったから、やはり皆一度は腹を括ったのだろう。

28危機一髪IMG_4824   29よかった!!IMG_4830
(怖かったのだろうか、ガタガタ道だったせいだろうか、今生の一枚のつもりだったのだろうか。いずれにしろ写真はブレていた)

同じような思いを乗せてやって来ただろうバスが数台到着してきた。
3人の右奥のピンク・アイマスクの青年が「ヨシっ!」と声を掛けてきた。
アレキパの安宿で一緒だった修二君だった。親切な優しい青年だった。
彼はマチュピチュを堪能してこれからバスでクスコに戻るところで私と入れ違いだ。束の間の再会を喜び握手して別れた。クスコからやって来たバスは今度はクスコに帰る人たちを拾っていくのだ。
ここイドロ・エレクトリカでは日本人は彼と私だけだった。

クスコでは現地の旅行社が各種のツアーを売っている。同じコースでも店によって値段もさまざま、私は愛嬌のある感じの良いおばさんがいるチケットの安い店を選んだ。出発日早朝、バスは市内あちこちを回り予約客を乗せた。私のバスは皆若く、年配者は私だけだった。が、目的地に到着してみれば、窮地を脱した仲だ、降りれば皆友だち、老若は関係なかった。

バスの終点・目的地はイドロ・エレクトリカ、発電所がある所。あまり来ないだろう観光客相手の食堂があるだけくらいの所だ。ここから貨物列車がマチュピチュ村まで走っている。時々現地の人が乗っている。
バスに乗ってやってきた旅人は線路に沿ってマチュピチュ村まで歩いて行く。皆、バスに乗ってアンデスを越えてみたいのとこのマチュピチュの裏側コースを歩きたいからだ。ゆっくり歩いて3時間。楽しい散歩道だ。

クスコでは日本人宿「ペンション八幡」に投宿したが、その宿帳に「この道は、まるで映画スタンバイミーの一シーンのようだった」と若者が記していたが、「まさに!」そんな雰囲気だった。
道中、見上げれば目指すマチュピチュが聳え立っていた。マチュピチュ遺跡は見えなかったが、地図を見ることが大好きな私だ、たぶん「あれがワイナピチュ、向こうがマチュピチュ山か!」「するとその間にかつての都マチュピチュがあるわけだ」と写真をパチリ、ついでに後ろからやって来た旅人に「お願い」して自分もカメラに収まった。あとで確認すると、その通りだった、あの上にマチュピチュはあったのだった。

31背にしてIMG_4862 - コピー

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(この向こう、崖(山)の下から見上げている)。

かくして口笛吹きつつ、途中蝶と戯れたりして、線路は進むよ、だった。
やがて黄昏時のマチュピチュ村が見えてきた。

35蝶もIMG_4859   36やがて村がIMG_4878

37IMG_4986 - コピー
この黄色いラインを歩いて来た。
一般的ツアーではここは通らない。普通は、写真右下「マチュピチュ村へ」と記したあたりからバスでマチュピチュに上がる。




今日の1曲は (^^♪ スタンバイミー ♬ で。






今日もご訪問くださってありがとうございました。 感謝です。
From Tokyo With Love 東京より愛をこめて
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