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逝く・・・Vol.1639


いつか来るものと知りながら別れの多くは急にやって来る。
今年はオジが2人亡くなった。
ひとりは父方A、もう一人は母方のオジKだ。

Aは春に逝き、Kは先日、一昨日24日が告別式だった。

式場には「『さよなら』ではなく『ありがとう』です」と書かれていた。
宗派や僧により違いはあるが、通夜の僧の話も胸にしみた。
「明日、私が引導を渡します」と言う。
故人がいつまでも未練がましくそこかしこに浮遊していてはいけない。
「安心して死出の長い長い旅路に向かってもらえるように引導を渡します」と言う。

これから残された皆さんは、毎日お線香をあげるでしょう、が、その際、
「黙って祈っていてはいけません。口に出して『これから仕事に行ってきます』とか『ただいま帰りました。こちらは大丈夫です』とか、言うのです」と僧。
貴方の声が暗闇の死出の旅路にいる個人に聞こえるのです。黙っていては故人には何も届きません。声が聞こえると「そうか、皆元気か」と言って安心して旅を続けることが出来るのです。

ビールが大好きだったオジK、式場の係員は言った。
「お別れ前に冷えたビールを用意させていただきましたので、飲ませてやってください」と。
ビールグラスに綿棒の大きいようなものが添えてあり、これで口元を濡らしてやるのだった。
係員は飲んだものとは別に用意していたビールを少々だったが御棺の中に入れた。
「私も死んだときには、こうしてもらいたいものだ」とあとで妻に言った。
それだけでいい。

花に覆われ少々のビールが添えられた御棺に蓋がされる時、喪主である息子は男泣きに泣いた。
合掌。


おじandroid-20181226175024 - コピー

帰って来いとは言わないでおくれ。でも 思い出しておくれ ♬ あの山河とともに ♬ 


オジAは信州で生まれ信州の山川で過ごし、逝った。
オジKは信州で生まれ上京し相模川で釣りを愛し、逝った。


今日もご訪問くださってありがとうございました。 
From Tokyo With Love 東京より愛をこめて
日々がすこやかでありますように!

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