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私向きの場所・浅草伝法院脇・・・Vol.1636


このところ縁あって台東区界隈に来ることが多い。
この日は浅草にやって来た。
旅行関係の会社を経営しているMから頼まれ市場調査員としてタバコ代稼ぎにやって来たのだった。いわゆるアンケート調査というやつだ。

赤の他人に堂々と話しかけることが出来るので面白そうだと思って受けた。
とはいうものの、無表情に断る方もいて、当方歳は取っても人間がまだこなれていないから、その時はムッとなったり落胆したりで心に少しキズが付いた。
心の折れ方は、ボランティアで「青少年健全育成にご理解を」などと高尾山口などで啓発チラシを配布している時と全く同じだ。
少ない経験からだが、断る人はどうも似ているところがある。
街で他人に捕まって何か押し付けられたりしつこくされた経験がありそうで暗い感じの人、老若男女に関係なく、人が嫌いか、もしくは気持ちに余裕がない人、急いでいる人、そんな人が断る方には多いようだ。
応じてくれる人は好奇心が強く、遊び心があり、気持ちに余裕がある人が多いようだ。

私と友人Kとあと2人は日本語担当調査員、ほかには中国語担当と英語担当の調査員がいる。
私とK以外は、全員旅行業界の出身者だ。
皆、定年を過ぎたいい年の年配者だ。
なるほどな、と思う。若いものでは少々きつい仕事かもしれない。
人間がこなれていないと言っても、そこは年の功、バカも冗談も言える。
相手も話し相手が出来て「ああここに来れて面白かった」などと少しは思ってくれる、そんな気遣いでアンケートをとれるのは、やはり私たちのような者の方が少しは役に立つのかもしれない。
仕事の依頼人Mは、そんなことから旧知の仲間を集めたようだった。

浅草は観光客でいっぱいだからアッと言う間にアンケートは完了かと思ったが、そうは問屋が卸さなかった。
なんと観光客は中国人が8割強くらいだった。
私の担当の日本人を捜すことがこれほど難しいとは夢にも思わなかった。
昔なら顔つきや髪型や着ているものですぐに見分けが付いたが、そうはいかなかった。
話す言葉で判断するほかなかった。
黙って歩いている方には「失礼ですが、日本人ですか?」などと聞くほか手がなかった。
これには本当に驚いた!
着物姿のカップルだから外国人かと思うとそうでもなかった。着物姿の若い日本人カップルもいた。
とまあ、驚いたり、少し心が折れたりはしたが、午後1時過ぎには終了した。
友人Kと帰りは当然飲むつもりでやって来たのだが、なんとKは朝方に共通の友人Sに連絡を入れており、そのSがやって来た。「俺の知っている店へ行こう」とSは言う。

仲見世から伝法院通りを西に進み、通りを抜けた所を右に折れた。
ビニールハウスが伝法院の西側の道に、通りの両脇に北に向かってビッシリと続いていた。
私にとっては“極楽通り”のような雰囲気だった。
どの店も昼間からほとんどいっぱいで客は皆楽し気に酒を飲んでいた。

1鈴芳IMG_5363

2伝法院IMG_5364

「ここがこの通りの居酒屋の元祖だ」とSは言い、躊躇なくその元祖店「鈴芳」に入った。
しばらくしてもう一人のSがやって来た。Sがもう一人のSに連絡したのだった。

したたかに酔ったが、舟和のキンツバを買うことは忘れなかった。
妻への土産だ。
帰りは来た道を戻ったが伝法院通りの向こうにスカイツリーが見えていた。
まだ夜はこれからだった。

4スカイツリーIMG_5365

3雷門IMG_5370

5地図sensouji_map[1]


は今年逝った大杉漣を悼みつつ ♬ 浅草キッド ♬ で。


今日もご訪問くださってありがとうございました。 
From Tokyo With Love 東京より愛をこめて
明日もすこやかでありますように!


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