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遠離と安居・・・Vol.1573


「一切の顚倒夢想(てんとうむそう)を遠離して」と般若心経にある。物を逆さまに見たり、ないものを有るように見たりする、そんな見方から離れることを遠離(おんり)という。
人は自分の見方が正しいと思いがちだ。うかつに人を評してはならない。
と、毎月近所のお寺から送られてくる小冊子「禅の友」に酒井大岳師が書いておられた。
「うがった見方をするな」「聞いた風なことは言うな」ということかなどとしばし襟を正される。

別のページには「安居(あんご)」について小早川浩大師が触れていた。
サンスクリット語で「雨」とか「雨季」のことだそうだ。
雨季の時は外出を控えるように、ということだそうだ。
雨の日は外出向きではないことはもちろんだが、ほかにも理由があるのだそうだ。
雨季は昆虫や植物たちが活発に活動する時期で、彼らにとっては正に恵の雨といえる。
そんな中を人が歩くことでいたずらに彼らを傷つけてしまわないように、ということで仏教僧は外出を控えるようになった、のだそうだ。

うがった見方だけでなく、さらに、人間だけの目線で物事を見てはいけない、とおっしゃるのだ。

なるほど!だ。

聞いた風なことを書いてしまったが、この「禅の友」が届く一日は、心が洗われる一日だ。
正確には一日ではなくほんの1時間ばかり襟を正しているばかりでバチアタリのようなものだが、まあ考えないよりはいいかと・・・。

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などと考えたりしてブログを書いていたら、たった今17時少し前に電話が鳴った。
出るとお寺からだった。
住職の奥さんからだった。
新谷祥子さん、決まったそうですね」と言う。
連絡することが遅れていたが奥さんの伝手でこの20日に地域の交流会に新谷さんがボランティア(のようなもの)で演奏してくれることになったのだった。
奥さんに替わって住職が電話口に出て別件の話をした。

それにしても縁とは不思議なものだ。

今日もご訪問くださってありがとうございました。
From Tokyo With Love 東京より愛をこめて
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禅の友

郷里静岡県清水、曹洞宗保蟹寺(ほうかいじ)住職から手紙が夢の中で届いたのも、「読め」というお告げだったかもしれないので年間購読を申し込みました。禅的な考え方は好きです。

悟り

夢か現か。すでに悟りの境地に近づいているのでは?
私の家の近くの寺も曹洞宗で龍見寺と言います。
昔、日照り続きの時に村人は、寺の裏にある池に住む竜神様に祈り、雨乞いをしたそうです。
先日の台風24号通過後には、この池の水があふれ道路に流れ出ていました。ようやく今水が引いてきたところです。

妻とS師

昨夜『禅の友』を教えてもらって購読を申し込んだとはなしたら、妻は仕事の関係で S 師と何度かお酒をご一緒したそうです。たいへんお酒好きですすめじょうずだそうです。うらやましい。

味なもの

六さん、驚きました。縁は異なもの・・・ですね。
「パクって勝手な解釈をしているバチアタリがいるが許してやって」と今度奥様がS氏に会うことがありましたら、
ぜひそのように言っていただきたくお願いいたします。
それにしても人生おもしろいものですね!
言って見るもの、恥もかいてみるモノ・・・!