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さて、どうする?・・・Vol.1544

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八雲山頂上行きを断念し、無事登山道入り口まで戻った。
それまでは、年寄の冷や水で血の気と汗はひいていたが、通りに出ると一気に汗が噴き出して来た。
「さて、どうする?」
かだが、「よしっ、元気だ!」とばかりに須我神社には戻らず、熊野大社をめざし前進した。

須我神社に来る前に松江駅前の観光案内所で言われていた。
「熊野大社に行くなら、車なら別ですが歩きだとすると、いちど須我神社からバスで松江駅まで戻って、またここからバスで大社に行くのがベストです」と。
そしてそれぞれのバスの時刻表をくれた。
この時刻がいいだろうと丁寧に予想の時刻に印までつけてくれていた。
いずれも片道で40分弱くらいの路線バスの旅、といったところだった。

その言いつけ通りにするつもりで須賀神社まで来たのだった。

須賀神社には大型の観光バスも来ており、聞いてダメ元と思いつつ、ガイドさんに尋ねてみた。
「ここから熊野大社に行くには、どんなルートがありますかね?」と私。
愛らしい感じの良いガイドさんは、すぐにスマホを取り出し、
「ルートは2本、南に下がってから今度は東側を北上する道、コレ! 11kmばかり。もう1本は、ここから少し戻って忌部から東進し、少し南へ行く道、コレ! 13kmばかり」とスマホに示されたルート地図と距離を見せてくれた。
「車ですか?」と彼女。
「いえ、歩きデス」と私。
「エッ!」と彼女。
「それは無理でしょう!なにせこの炎天下ですから、アブナイですよ」と運転手さんも加わって辞めた方がいいとおっしゃってくれた。

そうだな、無理はしない方がいいな、と改めて思って観光案内所の方の言う通りにしようと決めたのだった。
そのかわりに、ここに来るまで奥宮のことは知らなかったが、そこなら2㎞だし、奥宮まで行って来て、それからバスで駅に戻ろうと決めたのだった。

そんなことがあった後、あの社の掃除をしていた方が「奥宮から大社まで行けるよ!」天の声さながらにおっしゃったのだった。
スグに先ほどガイドさんが見せてくれた地図が頭に浮かんだ。
2本のルートは結ぶと卵型で、奥宮はその真ん中に線を入れた途中にあった。スマホでは示されなかったが、林道があり、それを行けば卵型の真ん中を横切って奥宮を過ぎ反対側の道(大通り)に出るようだった。
この道なら、南コース11㎞の半分強でいけるな、7㎞として約2時間で着ける。

そんなことで、奥宮に向かう時にはすでに、このまま直進し大社まで歩こうと腹を決めていたのだった。
奥宮まで2㎞来たので、あと5㎞ばかりと踏んでいた。
また、今来た道を戻るより、知らない道を歩きたいということも楽しみで誘惑的だった。
幸いに胸も触らなければそれほど痛くはない。

林道の名は道脇の標識によれば「八所」線
車も通行可だが、時速20㎞の制限表示が出ていた。
帰郷後調べたら八所は「はっそ」と読むらしく、桃源郷を思わせた集落の名前のようだった。

この八所林道でも、誰一人会わず、車1台通らなかった。
出雲路を少々胸を痛めた年寄りが、健気に楽し気に時折口笛吹きつつブラブラして行ったという話。フラフラだったかもしれない。

登山口で一服し、水を口に含み、ハンカチを頭に被り、一度胸をさすってから出発した。
歩き出してすぐに峠に着き、それからは下り道となった。
しばらくして人家が見えてきて、振り返ると未踏破の山、八雲山がまぶしく輝いていた。
畑には花、蝶も遊んでいた。
人家の向こうの山は要害山、熊野城址だった。尼子一族・十騎のひとり熊野氏の城だったそうな。

54人家IMG_2241 53八雲山IMG_2245
(左が熊野城址:そちらに下って行く、右は八雲山:向こうの杉林の奥から下って来た)  

55蝶も遊ぶIMG_2244

熊野城址の右で大通りに出て左折、ゆるゆると大通りを北に下り約3㎞、目的地・熊野大社に無事到着した。

56八雲山周辺img2018090913082828

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今日もご訪問くださってありがとうございました。
From Izumo With Love 出雲より愛をこめて
再び出雲路・神々の社で


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