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平田の生活バス②・1138段・・・Vol.1504


バスは大通りから左に折れ細い道に入った。
旧道だろう、森の中の傾斜地だが人家が散在していた。
「へえ~、こんなところに人が生活しているのか」と少々驚いた。
なるほどな、それで生活バスか!」と納得もした。
バスは、このような山の中や、町から離れた不便な田園地帯などにある集落を巡回しているのだった。

苔むした階段を横切る。
「下からお薬師様まで続いています。1138段あります」と運転手さん。
「歩いて登ってみたくなりますね」と私。
「雨が降った後はやめたほうがいいですよ。苔で滑りますから危険です」と運転手さん。
「なるほど、ごもっとも」と私。

「じつは、ここを駆け上がるマラソン大会があるんです」と彼。
「へ~っ、すごいな!」と私。

乗客は私ひとりだけ、誰もバスに乗っては来ない。

気が合ったようだ。
「どうです?このまま平田駅まで乗っていきませんか?」と運転手さんは言った。
「一畑口駅発の電車はまだ当分来ません。その電車が平田駅に着く前にバスは平田に着きますが・・・」と彼。
ちょうど私もそんなことを考えていたのだった。
あちこちの集落に立ち寄るバスが気に入っていたのだった。運転手さんもイイ感じだ。
知らない山道や田畑の中の旧道、ゆっくりすすむ生活バス、めったにない経験にワクワクしてきたところだった。
「ぜひ!」と私。

「料金は、先ほどお支払いいただいた200円で乗り放題ですから」と彼は丁寧にも付け加えた。
「では」ということになり、バスは一畑口駅を通り過ぎた。

67一畑口駅IMG_1868

バスはゆく。


♪ 田舎のバス~ ♪ はオンボロではなく、快適だった。



今日もご訪問くださってありがとうございました。
From Izumo With Love 出雲より愛をこめて
まだまだ出雲路は続く。
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