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昔ながらの喫茶店・・・Vol.1489


宿のフロントの彼の道案内は正確だった。
迷わずに一発で目的地に着いた。
が、誤算があった。
おそらく彼は煙草は吸わないのだろう、と、あとで思った。

煙草店は閉まっていたので、喫茶店には入らず、まず、フロントの彼女が教えてくれた駅前のローソンに向かった。
煙草を買い、せっかくだからと松江駅の中を様子見歩きしてから、フロントの彼が教えてくれた“昔ながらの喫茶店”の前に戻った。

“なるほど!”
確かに“昔ながらの喫茶店”だった。
表現は微妙に違っていたが、店の入口に置かれたコーヒーミルの下には“昔ながらの珈琲店”と書いてあった。
店の名前もいい、ラグタイムだ。

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「いつごろからお店をやっているんですか?」と私。
「もう34年ばかりになります」と店主。
「ところで、この先のタバコ屋ですが、今日は休みですか?」と私。
「いやー、もうだいぶ前に閉めましたよ。おばあさんがやっていたんですが、歳というよりこのご時世のせいですかね。商売にならなかったと思いますよ」と店主。

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商売にならないのは、この珈琲店も同じじゃないか、と帰りに思ったものだ。

「ごちそうさま! おいくら?」と私。
「300円です」と店主。
「えっ」と私。
「これじゃ、儲からないのでは」と思わず口に出た。
店主は、少し苦笑いをし「まあ」と言った。

私のような昔ながらの喫茶店好きのために、商売っ気なしで、まるでボランティアでやってくれている、そんな気もし、後光が射しているようにも見えた。

そんなラグタイムだった。

今日もご訪問くださってありがとうございました。
From Izumo With Love 出雲より愛をこめて

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