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サッカー余談・靴を磨く・・・Vol.1476


全国各地で大雨の被害が続き、胸が傷みブログに向かう気持ちにもなれないまま時が過ぎているが、せめていい話を、などと薄れかけた記憶を掘り起こしていたら、ロシアからちょっといい話が飛び込んで来た。

熱戦が続き、フランス、ベルギー、イングランド、クロアチアがベスト4に決まった。ロシアとクロアチアは前試合に続いてまたも延長戦からPK戦、惜しくもロシアが敗れたが、開催国として下馬評を覆し勇気ある戦いを魅せてナイス・ファイトを繰り広げた。ロシアW杯は大変見ごたえがあって興奮し喜んでいるが、この開催国ロシアの健闘も大きな一因だと思っている。スパシーボ!だ。

スーパースターの匂いをプンプン漂わせつつあるのが、フランスの若き10番・エムバぺ、19歳だ。「4歳の時には胸に手をあてラマルセイエーズ仏国家を歌い、6歳の時には、将来はフランス代表になってW杯に出るんだ!」と言っていて親でさえ「息子はクレージーだ」と思ったとか、知能指数が極めて高く、中学校の時には頭が良すぎて彼にとっては授業が簡単すぎて「彼がいると授業が成り立たないから、彼を退学させたい」などと教師が動いたとか、ただ「彼は優しく性格の良い子だから」と別の教師たちが退学反対を唱え無事退学させられずに済んだとか・・・・。

プロになったクラブチーム・モナコでのこと。16歳だったエムバぺはモナコの社員に靴を磨かせていた。
ある日、それを聞き及んだ母親が言う。
「お前の生まれた所は、ここ(かつて暴力と暴動で荒廃していたパリ北東部の地区ボンディ)、庶民的な人間的に豊かな街。このサイクルに入ってはいけません(原点を忘れるな、思い上がってはいけない、ということか?)。自分の靴は自分で磨きなさい」と。
そう言って小さい綺麗な石鹸を持たせたそうだ。
以来エムバぺは母の言いつけを守り、自分の靴は自分で磨いている、そうだ。

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今日もご訪問くださってありがとうございました。
From Russia With Love ロシアより愛をこめて

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