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マンガとうしろめたさ・・・Vol.1475


気が弱いのだろう。人の目が気にならないと言えばウソになる。

昔、通勤電車に乗って職場に仕事に出かけていた頃の話だ。
電車内は新宿まではほとんど座れたので、寝てしまう時もあったが、新聞と週刊誌を読む時も多かった。
新聞と言ってもスポーツ新聞、週刊誌と言っても週刊漫画だが・・・。
もちろん文庫本などもカバンに入れてはいたが、あまり読んだ覚えはない、まじめなものは疲れるため、と言い訳をしておこう。

ゴルゴ13は愛読書のひとつだった。
ストイックな孤高のプロ、世界を股にかけるというのにも惹かれたのだろうし、さいとう・たかをの描くあの顔も良かったのかもしれない・・・。

でも、心のどこかに「漫画は大人の読むものではない」という感じもあって、大勢の目のある中でマンガを読むことには抵抗もあったことを思い出す。
そんなこともあって、「なんだ、いい大人がそんなものを読んで!」などと言われた時の“言い訳”を考えたときもあったことを思い出した。
その嘘の言い訳は「これが私の仕事なもんで・・・」「漫画本の編集者なんです」というものだった。

結局、そういう指摘はなく、したがって用意した“言い訳”も使うことはなかった。
先日、友人Mに「漫画本をカバンの中に入れていましたね」などと懐かしがられ、フッとそんなことを思い出した。友人には素性が知れているので“言い訳”は通用しない。

その当時も家ではマンガをほとんど読まなかったが、仕事はしていたが電車通勤の必要がなくなってからは完全に読むことがなくなった。
電車という読む場所がなくなったこととキオスクの前を通らなくなって買うことがなくなったことが大きい気がする。
時々、ゴルゴ13はどうしているのだろうか?と、気にはなったが、それもいつしか忘れた。

電車通勤をしなくなってから7年ばかりが過ぎて、また通勤電車のお世話になったが、もうマンガ本には手を出さなくなっていた。歳のせいか、気力がなくなっていたのか、どうしたのだろうかなどと振り返って考えたこともなかった。
ただ、マンガを忘れたそのころ一度だけ熱心に(これは)家で読み直したものがあった。
友人のSが完結した単行本全巻を少し興奮気味に貸してくれたのだった。
浦沢直樹の『20世紀少年』だった。

マンガ本は夫婦とも読まないらしい友人Mが、埼玉で開催されている「浦沢直樹展」のことに触れていたことから、昔のことなど、W杯合間に、閑話休題で、今思い出している。浦沢直樹は生まれは府中だが高校は八王子の冨士森高校の出身だ。

さて、そろそろ、友人Sから暑気払いの誘いがくる季節になってきたが、呑み会時、忘れなければ「20世紀少年」を肴のひとつにしよう・・・。

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♬ 東へ西へ ♬ 自在に世界を駆け巡るゴルゴは元気だろうか?



今日もご訪問くださってありがとうございました。
From Tokyo With Love 東京より愛をこめて
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コメント

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網棚からマンガが落ちてくる

浦沢直樹が八王子に縁ある人とは知りませんでした。
なんとときどきブログを読んでくれているというマンションの住人から浦沢直樹展のチケットをもらってしまいました(@_@)
棚ぼたならぬ七夕プレゼントだそうです。

No title

六さん、七夕も棚ぼたも、いい響きですね。