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赤いベンチ・・・Vol.1447


公園にあるベンチもいいが、それ以外の、たとえば道端などにポツンと置かれているベンチなどはもっといい。
座ってもいいし、座らずに横目で見ながら通り過ぎるのもいい。
置いてくれた人や座った人、眺めて通り過ぎた人、どんな人だろうと想像することが楽しい。
そんな気分にさせてくれるから、好きだ。

神奈川県葉山の湘南国際村に“リゾートホテルに泊まって研修を”というようなコンセプトで出来たロフォス湘南という研修施設があるが、ここのホテルのレストランは評判で昼は一般に開放している。レストランからは庭が見え鴨の歩く姿なども見える。池があり山古志村から移住してきた錦鯉なども泳いでいる。全都道府県の県木なども植わっている。
庭の北斜面は散歩道になっていて下方に静かな林が続く。
私はここが好きで良く歩いたものだ。
散歩道は3段くらいあるが、私は少し広めの一番下の小道が好きだった。
人とはめったに合わない。

この小道にベンチを置かせていただいた。
金を出して買う気はなく、知人に「どうだい?」と声を掛けたら、「商売名が入っているが、それでもいいか?」というので「もちろん!」と大喜びで答えた。
しばらくして知人がベンチを運んで来てくれた。
私は早速赤ペンキを買って来て、背の某飲料名は消させていただいた。
もう15年ばかり前の話だ。

先日、葉山に行く機会があって、ここに寄ってみた。
まだ、あった!
桜の老樹の下に静かに、座ってくれる人を待っていた。
それほど朽ちてはおらず、私が塗った背の赤ペンキも残っていた。

ロフォス湘南IMG_20180512_072504


昔はなかったが、今は小道脇には紫陽花が植えられて「紫陽花の小道」と名前が付いていた。
もうじき紫陽花が咲き、花に囲まれ、さぞベンチも喜ぶことだろう。

今日の1曲は、知人とベンチに感謝して、赤いペンキに隠された名を偲ぶとしよう。
コーヒーでなく、コーラを飲みながら ♪・・・・の歌 ♬ を聞きながら。



そうそう、ここの庭には「不死鳥」と題した渡辺義知の作品(1959年作)も置かれている。

ロフォス湘南IMG_20180512_071827


今日もご訪問くださってありがとうございました。
From Tokyo With Love 東京より愛をこめて
今日もいい日でありますように!

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