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クリスマスプレゼント・・・Vol.1282

少し早いクリスマスプレゼントが届いた。
もう長いことプレゼントはあげることはあるがいただくことはなかったので、とても嬉しいことだった。
MMさんとIMさんからだった。

MMさんのカード式手回しオルゴール《オルガニート20》小品集・12-1だ。
MMさんの連れ合いIMさんの作品「2017夏~夏の記録」が一緒だった。

私はキリスト教徒ではないので、いつもはMMさんのオリジナル曲などから先に聞くのだが、クリスマスプレゼントと記してあったので、厳粛に「特集:クリスマスのための聖歌」から順に全16曲をまず聴かせていただいた。

その中の1曲に「古今聖歌集・第35番 あらののはてに」があった。
曲は綺麗だったが、“あらの”を思い出した。
20年ほど前のこと、仕事でイスラエルのエルサレムに行ったことがあり、時間が出来たのでベツレヘム/降誕教会へ向かった。
道中はまさに荒野で、「こうや」でなく「あらの、あれの」という表現がピッタリだった。
途中には人家もあるが、失礼だが「こんなところにも人が住んでいるのか!」と驚いたことだった。
考えれば、至るところに人は住んでいる、生まれた所がかけがえのない故郷だ、ましてやキリストが生まれた聖なる場所、「こんなところに」もないものだと考え直したものだった。

エルサレムも緑が少なかった。低木の葉は埃を被ったような色をして、見ればアチコチに散水用のホースが木々の下を這っていた。エルサレムの東の丘の斜面には無数の墓地がエルサレムに向かって眠っていた。復活の日を待っているのだという。

“あれの”から“人生とは何だろう“などとシンミリとさせられた。

50オルガニートIMG_3200
(MMさんのCDジャケットから)

ほかに17曲入っていた。
そのうちの3曲がオリジナル曲、ひとつが「FHさんの思い出」という曲、「私の憧れの女性でした」とあり、「素敵なMMさんの憧れの人とはどんな方だったんだろうか?」などと曲は想いをさらに膨らませてくれる。

「春の海」は、「琴よりMMさんのオルガニートのほうが素晴らしい!」などと思い、早や気分は新春に飛びそうだったが、IMさんのCDが引き戻してくれた。

IMのCDには、彼がこの夏に拾った7か所の“音・響き”が収められていた。
ひとつが「八王子・鑓水の絹の道」のヒグラシだった。
今では人も通らぬような「絹の道」、夏の熱気がこもる森の中の小道、聞こえてくるのはヒグラシの鳴く声のみ、だが、よく耳をすませばかすかに鳥の声も聞こえる。
絶え間なくヒグラシが鳴きつづけているが、厳かな静寂が伝わってくるから何とも言えずゴキゲンになる。
この日の夜、私はIMと八王子で行われた某出版パーティで一緒になり、会場に来る前に絹の道を歩いてきたことは聞いて知ってはいたが、彼が“音”を拾っていたことには気づかなかった。

ほかに旧東海道の峠や由比の川沿いの蝉などの音、駒込駅午前4時42分発の電車音などなどが収められていた。様々な音が交錯したりバックに聞こえてくるが主役の音は、澄んで孤高で心地よく心に響く。
まさに彼は“音の心”を拾っているのだろう。

IMのCDジャケットの写真から。
51夏IMG_3203  52絹の道IMG_3204  53由比IMG_3205

今宵は、ご機嫌に、まじめに、更けてゆく。
MMさん、IMさん、ありがとうございました!

思い出した、イスラエルに行ったのはフランスWカップの年、その最中だった。
フランスから地中海の上を飛んで”7つの丘の春・テルアビブ”に着いたのだった。飛行機から見る町は夕暮れの中にあり、街の灯りが地中海の行き詰まりに浮かんで宝石のように輝いていた。
歌は ♬ シャローム ♬ だ。

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