Close To The Kansyo-ike 鑑賞池に寄せて・・・Vol.1210
残念なことだった。
「鑑賞池」を鑑賞することが出来なかった。
折角の田端駅だったのに、失念していた。
言い訳はふたつばかりある。
ひとつは、幹事のせいとしておこう。
「鰻の会」の場所は田端新町ということだった。
それでは西日暮里駅で降りてから探せばいいかとメールが来た最初は思っていたが、幹事はよくいえば“おおらか”なので不安になりインターネットでお店「都鳥」を検索してみた。何と田端新町には見当たらず、駒込駅近くにその店の名前はあった。メールを送り、確認したら「駒込駅から500mばかり」と返事がきた。
当日は、アザレア通りを歩きつつ必死に店を探した。頭の中は、無事たどり着けるだろうか、ひょっとして間違いではないだろうか、の一心だった。ほかのことに気を回す余裕がなかったのだった。
もうひとつの言い訳。
それはMMさんのオルガニート・春の調べの中のオリジナル曲“「鑑賞池」に寄せて”には、ネズミの侵入が強烈で、金魚の運命は如何に?とあるものだから、そこが記憶のクライマックスにもなってしまっていたのだろう、そのほかのことは記憶から飛んでしまっていた。
冷静になって振り返ると、「へぇー、素敵な駅で、イイ駅員さんがいるんだな」と思ったことを思い出した。あらためてCDを見直すと“JR田端駅1番線から見える「鑑賞池」に寄せて”と書いてあった。
昨日、MMの夫MIがブログにさりげなく鑑賞池の写真を載せてくれていた。写真の池の金魚は「さつきには寄せても、鑑賞池には“寄らなかった”でしょう」と言っているようで少し胸が傷んだ。
“しまった!”と思い聴き直したことはいうまでもないが、言い訳も出てしまった。秋の夜は長く、反省の時間もたっぷりある・・・。もう一度聴こう。

From Tokyo With Love 東京より愛を込めて
いつか きっと歩こう

にほんブログ村 夢は果てなく。
- 関連記事
-
- 「へんくつ一路」余談・杣人の村・・・Vol.1212
- 2度目のホテイ草・・・Vol.1211
- Close To The Kansyo-ike 鑑賞池に寄せて・・・Vol.1210
- アザレア通り・・・Vol.1209
- そろそろ帰ろう・・・Vol.1207
スポンサーサイト
コメント