はじめに~夢の続き・旅の再開・・・・・・VOL.1 2014.3.3ひな祭りの日に

少し大きい文字
[口上:1]
 ○片雲の風に誘われ、漂白の思いやまず・・(松尾芭蕉「奥の細道」のように)・・私も旅に出ることにした。
 ○そこで、
  人もすなるブログというものを、私もしてみることにした。〔紀貫之「土佐日記」変形版)
 ○そこに、
  徒然なるままに、異国の細道を歩き、またはバスに乗り、見た風景・感じたことなどを、撮ったり記したりし  ていこうと、
  今、気負って、いる。

[口上2] 
むかし、青年だった。
学生運動もあった。
    
10代は、石川啄木の「不来方の お城の草に 寝ころびて 空に吸われし 15の心」でもあり、青空と白い雲を見ては、まだ見も知らぬ土地に想いを馳せてもいた。

20歳は、ポール・ニザンが『アデン・アラビア』に書いた「僕は20歳だった。人生で一番美しい年齢だなどと誰にも言わせない」にうなずいてもいた。
学生街の喫茶店に入り浸り、ボブ・ディランの風に吹かれてもいた。
「書いた 愛した 生きた」と墓碑銘に刻んだミラネーゼのスタンダールにチョッと憧れてもいた。実際は、そんなに格好良くもない生き様とも聞くが、ハッタリでもいい、悔いなく生き、「人生、まんざらでもなかったぜ」と死んでいきたいなどとも思っていた。

  極端な考えに身を置くことに縛られてもいた。
  もうじき死ぬとしたら、今一番したいことは何か?
  それは、「見知らぬ土地を少しでも多く歩きたい」だった。

そんなことで、ヒッピーになった。

 最初の一歩は、聖地インド。上陸地はゴア(今のムンバイ)だった。
それから、陸路をネパール、パキスタン、アフガニスタン、イラン、そしてトルコと歩いた。
ボスポラス海峡は早朝、ウシュクダラに朝日が昇り始めた頃、バスで渡った。
 「みんな、見て! ただいま!ヨーロッパ、さよならアジア!」と突然、長旅をしてきたような年配のヨーロッパ女性が立ち上がって叫んだ。私より30歳くらいは年上のおばさんバックパッカーだった。アジアまで行き、また、陸路を故郷パリに戻るところだった。
 「今、ヨーロッパに入ったのよ!」と、バスが橋の真ん中くらいにかかったころ、また、叫んだ。今度は声が少し潤んでいた。
 ふと目をやると、行く手前方には、イスタンブールの街がミナレットが、朝日にキラキラ輝き浮かんでいた。
格好いい「おばさん」だった。そういえばその時、こんなふうに年は取りたいもんだ、歳をとってもこんな旅人であれればいいな、と思ったことを今思い出している。
 
 それから、ギリシャへ、そしてヨーロッパを回り、また、ギリシャへ。最後はアフリカ、で、青春の旅は終わった。

[口上3]
 月日は流れ、この3月いっぱいで退職をする。40年弱、ひとつ仕事が、まさかここまで続くとは、思いもよらなかったが、充実した日々だった。いい先輩・同僚・後輩にも恵まれた。やりがいもあった。仕事上魅力的な人たちと出会え、ご厚情をいただいた。
 感謝である。

  で、さて、これから、どうする?
  
  自分以外のことでもすべきと思うことは多々ある。しなければならない、と思うこともある。
  が、結論は出た。
  数年前から60%くらいは、こうなると漠然と心の片隅でそんな声を聞いてもいた。

  まず、「青春の旅」~夢の続き~青春の夢やみがたし、で、
  旅の再開!だ。

  バーモス!Vamos (さあー、いこう!)

[口上4]  
 Jリーグ誕生の頃から、サッカー好きになっていたので、まず、ブラジルだ。
W杯チケットは、まだ手に入っていないが、それはそれ、王国ブラジルでのW杯開催、夢のようである。
しかも私にとっては最高ともいえるタイミングだ。金はないが、休みはタップリある。というより毎日が休日なのだから。
 たとえチケットが取れなくても、リオの安酒場でカイピリーニャやビールを飲みながら、カリオカたちとワイワイやりながらのTV応援も楽しみだ。
  
「行くぞ、日本!」Vitoriaをめざして!
 
 W杯後は、中南米を、体力がもつかぎり、歩いてこようと思っている。

[口上5]  
 しかし、心配事は尽きない。
 水戸黄門のように、屈強な助さん・格さんがいるわけではない。ましてや誰もがひれ伏す印籠があるわけでもない。
  ただ歳だけが近い、が、若くはない。
  松尾芭蕉のように俳句に長けているわけでも、行く先の土地土地にファンや支援者がいるわけでもない。
  私は日本代表の熱烈なサポーターであるが、彼らから支援されるわけでもない。
  
  心配事は尽きないが、こどもだった時のように、ワクワク感が今は勝っている。
  こんなことあんなことを発信してみたいと、どんどん妄想は広がっている。    
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いまいちどの始まり

そういえば初めてお会いした頃、口ひげを生やして世界を回る旅から帰った人だと紹介されたことを思い出しました。祝再開、そして良い旅を。

からだがもつか?

電6さん、ですね!ありがとうございます!

den6 プログの「ブックマーク」にリンクさせていただいて、クリックするとこちらに飛べるようにしました。愚妻も拝見しています(^_^;)