夢 幻の如く・・・Vol.1150

突然、訃報が飛び込んできた。10日ばかり前に飲んだ方だった。その時は、とても元気でおいしそうに酒を飲んでいた。病気があるとは聞いていなかったが・・・。庭木を剪定していて脚立から落ち逝ってしまったのだと言う。心からお悔やみするが、それにしても、だ。人間、明日のことはわからないもの、今は、ただ、つくづくと”人生の無常”とは、こんなことかと驚くばかりだ。10日前の柔和な笑顔が忘れられない。ご冥福をお祈りします...

悠久の地・タイ・・・Vol.1149

タイは日本人ともかかわりが深い。古くは山田長政の日本人町なども存在し、第2次世界大戦などでの悲惨な出来事もある。が、人々は“微笑みの国”で温和で柔らかだ。今も変わってはいないだろう。悠久の時を刻む寺院も変わらず、そこにあるのだろう。1989年、エメラルド寺院。小乗と大乗の違いはあるが同じ仏教国、とても親近感を覚えたものだ。金ぴかの寺であっても、厳かな気持にしてくれたものだった。鉢に咲く蓮も“混沌や無常”を...

バンコック・スラムの男たち・・・Vol.1148

好きというと語弊があるが、裸だからといわけじゃない、多分裸の素の生き様に親近感を覚えていたのかもしれない。遠い昔のことだ。1989年、バンコック。スラム街。好きで昼間からばくちをやっているわけでもないだろう、仕事にもありつけないのかもしれない。スラム街を出たあたりも、街は綺麗とは言えない。郊外へ続く道からも豊かとはいえない川沿いの家並みが続いていた。今はどうなっているのだろうか。...

草取りと写真家・・・Vol.1147

午後は草取りで終わった。隣の奥さんも、一軒隣の奥さんも木の剪定作業などに精を出していた。休憩時にコーヒーなどで一服していると昨夜の御近所さんとの暑気払いが思い出された。夕焼け小焼けの里の話だったか、北島三郎の像が高尾山のケーブル乗り場脇に置かれている、あれは張りぼてでサブちゃんの事務所が置いているらしい、夕方には片付けているとか、ヒロミは?とか、俺は大和田橋付近で生まれたんだとか、では焼夷弾は目撃...

八王子祭り 2017・・・Vol.1146

暑いと言っては飲み 風が出たと言っては飲む。勝ったと言っては飲み 負けたと悔しがっては飲む。酒が切れそうだと言っては飲み 切れたからと買いに行っては飲む。久しぶりと言っては飲み 次はいつにすると言っては飲む。大酒は飲まないが 日々一献。家では、中で庭で、毎日少々いただいているが、この10日間は外出しての“暑気払い”を多くこなした。今晩も含めると6日間街に出かけて飲ったことになる。今のところ失態はしなか...

誤算・こんなはずじゃなかった・・・Vol.1145

主役は芸者衆ではない、もちろんKさんだ。そして奥さん。Kさんは、もうすぐ88歳になる。口も達者で筆も立つ。髪は薄くなったが頭の中は聡明。酒も少々嗜み、タバコも吸う。だが「こんなはずじゃなかった」とぼやく。足腰がめっきり弱くなり歩くことが億劫になってきた、思いもよらないことだったとしみじみ言う。他人事ではないな、たとえ大きな病気などに罹らなかったとしても、いずれは我が身にも起こること。しんみりと、チョ...

八王子芸者、三味と鼓に誘われて・・・Vol.1144

昨夜はKさんの出版記念を祝っての呑み会が八王子であった。『へんくつ一路』というKさんの本の題名らしく、kさんは顔の皺同様に減らず口も多くなっているようだ。「ババア芸者も一人ふたり来いよ、と言ってあるから」などという電話があったので期待はあまりしないようにして出かけた。Kさんの仲間が多数集まっていた。地元のライオンズクラブの仲間や町内会の友人たち、40年来の友人もヨコハマや都心から駆け付けていた。奥さ...

スラムの親父さん・・・Vol.1143

マニラ、フィリピン、1989年。リオのファベーラでもそうだったが、マニラのスラムでも同じだった。外にいると、怖そうで危なそうで”ヤバイ感じ“が漂う。が、一歩中に入ってしまえば、そこは人間同士、居心地はわるくない。コチラは明らかに異邦人、それも暇そうな旅行者だ、身なりは立派ではないが、彼らから見ればチョット高そうなカメラなども持っている、多分金だって少しは持っている。“この野郎”となってもおかしくないと、こ...

マニラにて・・・Vol.1142

旅に出るときに絵葉書代わりにこのブログを始めた。そんなことでブログ村「世界半周」ランキングに参加した。「世界一周」はしていないので嘘になる、「半周」というのがあったのでこちらは資格があるか、と思ったのだった。これはランキング参加者が少ないせいか、ズーッと1位を走っている。嬉しいものだ。しかし、最近は少しうしろめたさも感じている。このところ、海の向こうに行くことはなく、家の周りをウロウロ回っているば...

空撮・・・Vol.1141

この土日は地域の文芸展があった。手造りのささやかなものだ。集まって、見て眺めて、ワイワイやる、それが目的でもある。作品の良し悪しというものでもない。昭和30年代の地域の子ども達、そのころの風景などもあった。直近のものでは、御霊神社のアオバズクの写真もあった。「この鳥のおかげで御霊神社も少しは有名になったかな」などと言う人もいた。会場の会館が1~2年後にはバイパス建設のため取り壊されるので、回顧するもの...