止まり木の花瓶・・・Vol.1035

1年前もこうだった。今日も昨日と同じように陽が暮れた。同じように止まり木で一杯飲れた。つまみは変わらずピーナッツだ。が、変わりのない日常のようだが、少しずつ違うことも起きている。止まり木の花瓶だが、小さな金魚鉢の中にさらに小さな花瓶を入れ、花瓶の中に躑躅の枝を差しておいた。夏はすぐ高温になってしまうので花瓶と金魚鉢の間には水を張っていた。ほんの気休め程度ではあったが・・・。冬になり、その水を抜かな...

ウォーターリリー・・・Vol.1034

ウォーターリリー語呂も良く気に入った名前だった。メダカ用に一房100円で買ってきて水鉢の中に入れておいた。夏前だったか、ある日驚きが待っていた。水鉢に真っ青な花が咲いていた。布袋草の花だった。昔、ひととき単身赴任していたことがあり、その時に「これを持って行け」と上司から渡されたものがあった。メダカだった。「赴任先の近くには、古い陶器屋があるから、そこで大きめの鉢を買え」「水槽より鉢がいいぞ」と上司...

メダカと布袋草・・・Vol.1033

暖かくなってきたので、水鉢のミズゴケなどを取っていた。「あれっ?」何かが動いたように見えた。メダカだった。昨年、いつごろだったか、水槽で飼っているメダカが卵を布袋草に産み付けたので、その布袋草ごと水鉢に移したのだった。しかし、卵は孵化した気配なく、結局あきらめて忘れていた。やがて冬になり布袋草は枯れた。ミズゴケとともにその枯れた布袋草も取り除こうとしていたのだが、それらの陰に隠れていつのまにか孵化...

春の贈り物・・・Vol.1032

春の風に乗って素敵なプレゼントが届いた。それも2つ。ひとつは、京都の友人からだった。丹後では、”イサザ”が春を告げるという。今では稀少で地元でもあまり食されないし、知らなくなった人も多いらしい。アツアツのごはんに乗せてタレを少々かけて食べてください、私達夫婦は軽く焼いた食パンに乗せて食べるのも大好きです、というような文が添えられてあった。イサザは、すぐ食べれるようになっており、奥さんの手作りのタレも...

千曲川旅情・・・Vol.1031

友人が散歩中に出会った石碑に刻まれた歌のことなどを書いていた。弘田龍太郎の「叱られて」だった。それで思い出した。今年は忘れていた。毎年今頃になると思い出し、少し胸が切なくなる歌があったのだった。“小諸なる古城のほとり”で始まる島崎藤村の「千曲川旅情の歌」だ。故郷の歌でもある。小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ 緑なすハコベは萌えず ・・・・あたたかき光はあれど 野に満つる香も知らず ・・・・暮れ...

野火・・・Vol.1030

遊歩道脇に唯一残る田んぼでも春が動き始めていた。頭上の桜はまだ開かず時を待っていた。25日、土曜日の午後の事だった。今日は雨。愛犬プーキーは昨日散髪に行ってスッキリしてきたが、あいにくの雨で家の中で過ごしている。時々恨めしそうに外を見ている、ようにも見える。体重は2か月半で5.4㎏に落ちた。1.5kgの減量だ。もうこのくらいでいいかもしれないなどと勝手に思ったりしている。にほんブログ村 にほんブログ村From...

忖度、流行語大賞候補に決定か・・・Vol.1029

青空に浮かぶ白い雲が好きだが、世の中そんな雲ばかりではない。暗雲漂うとか、雲行きがおかしくなる、などという雲もある。そんな雲でも、一応親戚だから気にならないといえばウソになる。別にこんな嘘程度では籠池氏のように証人喚問などされることはないが・・・。TV報道・マスコミ報道でしかわからないが、権力の怖さ・凄さが身に染みる昨今となった。一私人が首相を侮辱したとかで証人喚問され、喚問の場で名前が上がった首...

ボケが咲き鳥は歌う・・・Vol.1028

殿入川遊歩道も忙しくなってきた。ボケが咲き、花桃も咲き出した。和合橋下の遊歩道脇には勝手連整備隊員が植えた水仙などが道行く人に微笑みかけている。遊歩道のところどころにある小さな空き地や電線では鳥たちが歌っている。昨日は小学校の卒業式があり、明日はもう一つの保育園の卒園式がある。これでボランティアとしての年度はほぼ締めくくりだ。小学校の卒業式では、全員が中学生になったら何をしたいかなど将来の夢を一言...

友だちは3人・・・Vol.1027

もうじき桜が咲いて新しい年度が始まる。「友だちいっぱいできるかな」などとピカピカの小学1年生になる子どもたちは胸を弾ませているころだろう。昔、海外からやってきた研修生たちと一緒に仕事をしたことがあった。彼らは、生活費を少しでも抑えようと、昼食には手作りの弁当を持参した。私も妻に弁当を作ってもらい、昼食時には彼らと一緒に食べることが多かった。私は、ご飯には味噌汁が欠かせないタイプなのでインスタントの...

一番乗り・・・Vol.1026

一仕事を片付けて、呑兵衛街に足を運んだ。皆まだ仕事中だろう、案の定、お店にはまだ誰もいなかった。お店も、夜の部が開店したばかりだった。まずはビールだ。騒がしくなる前の飲み屋のこんな感じは大好きだ。さてと、つまみはどうしようか?安くて手ごろな品書きが並んでいる。飲みだすと、あまりつまみを食べなくなるので、皆が来る前に、少しお腹に入れておくことにした。...