榊祭り⑤榊の神輿・・・Vol.1177

榊祭りの本命は、何といっても神輿のぶっつけ合いだろう。神輿は4基が出、担いで街道を走る。「ヨイよい、よいよい!」と掛け声を発して走る。神輿に鎮座するのは生の榊の木だ。この木に2人くらいが登り、他の者は担いで走る。要所要所で立ち止まり、前後左右に神輿を振る。互いに神輿の榊の木をぶっつけ合うのだ。木に登っている猛者は振り落とされないように榊にしがみつきつつ、「もっと強くぶつけろっ!」などと声を荒げる。...

榊祭り④望月小唄・・・Vol.1176

望月小唄♫ 私しゃ 信州 ヤレ 望月の 生まれ山家育ちでも 実がある ヤンレ スッチョコ ションガイナ ヤレコレ スッチョコ ションガイナ ♬      から始まり、  南 蓼科 ヤレ 北には 浅間   間(あい)の 望月 駒の里    (はやしことば)  御牧野に 咲く ヤレ あの鈴蘭は   過ぎし 月毛の 語り草    (はやしことば)など、15番まである。望月小唄が出来たのは昭和2年(1928...

榊祭り③望月の駒・・・Vol.1175

中山道、信州佐久、望月の宿、望月の駒。望月城は西に鹿間川を見下ろす山の上にあり、東には広大な台地が広がる。台地の北辺は千曲川であり、台地はここに尽きる。台地の名は御牧ケ原(みまきがはら)という。台地の東北には小諸市があり、台地が小諸近くの千曲川に落ちる急峻な崖には布引観音がある。観音様は、今も、小諸城址で誰かが吹く佐久の草笛が聞こえてきそうな距離だ。望月城の下、鹿間川の西に中山道に沿って望月城下は...

榊祭り②獅子が舞う Sakaki Matsuri ・・・Vol.1174

榊祭にはもちろんささやかだが花火も上がり、獅子舞も出る。屋台は街道沿いにびっしりと出るので祭らしいいい雰囲気となる。金魚すくいはいつの時代も人気だ。店の親父さんが手本で掬って見せるが、商売とはいえ、上手いものだ。手本を見せられると、練習すれば自分にも出来そうにいつも思ったが練習したことなく今日まで来てしまった。「オヤジ!特別な網つかってるんじゃないのか?」などと客が言う。半分は本気で言ってもいるよ...

榊祭り①松明 Sakaki Matsuri ・・・Vol.1173

毎年8月15日に榊祭りは行われる。室町時代から続いているという。火と榊神輿の祭だ。小さいころには「日本の3大火祭りの一つ」などと聞かされたものだが・・・?信州の奇祭には間違いない。 日が暮れ始めると松明山(たいまつやま)に火が灯り、そこから松明に点火して若者たちが松明を持って山を駆け下りる。1班20~30名くらいで5班くらいまで編成され、順次山頂から尾根伝いに走り、やがて山を駆け下りてくる。鹿間川...