甘いミルクティーを入れる男・・・Vol.957

やはり、ケープコモリンでのことだった。カフェで驚いた。カフェといっても紅茶を置く台があるだけのような屋台(雑貨屋)だったが。銅製の小ぶりの子杓を持って頭の高さ以上に持ち上げた。右手にひとつ、左手にひとつ、だ。持ち上げたと思ったら、その高さからいきなり同時に零し始めた。下の台上においたコップに液体が注がれた。茶色と白の2条の滝が見事に小さな滝つぼ(カップ)に、滝しぶきひとつ外に飛び散らず、収まってい...

伸びる男・ケープコモリン・・・Vol.955

昔、ゴアからトリバンドラム、そして汽車とバスでインドの最南端・ケープコモリンに向かった。バスの運転手には度肝を抜かれた。乱暴な運転でも「止まってからお立ちください」などということは当然ながら一切ない。普通にバスは走った。画家のサルバドール・ダリには当然会ったことはない。が、バスの運転手は、彼のヒゲを彷彿とさせた。写真などで見るアレだ。だが、運転手の凄さはヒゲではない、耳ヒゲとでも言おうか、ダリのヒ...

青春の異国 2 ・西瓜:インド、エジプト・・・Vol.239。2015.2.18

WaterMelon Story、India & Egypt西瓜の話:インド、エジプトいつだったか、ラジオでハンコックを聴いていた。昼下がり、コーヒーとハンコックはごきげんに合っていた。それが、♬ウォーターメロン・マン🎶を知った最初だった。あれはなつかしい響きだ。ゴアのカラングート・ビーチを”ウオタメロン、ウオタメロン”と声高に、西瓜を頭の上に乗せ売り歩く女、あの女のあの声とハンコックは妙に一致する。カトマンズからゴアへ。世界中...