プエルトリコのリコがやって来た・・・Vol.1278

チェックインカードに記入を済ませ部屋に案内される直前のことだった。ホテルの玄関前に1台の車が止まった。車の窓を開け、女性が「ヨシッ、ヨシはいるか!」と叫んでいた。「オオ、私だが・・・」と私。「セニョール! あなたはここじゃない。とにかくこの車に早く乗って!」というではないか。セスナの男とはツアーが違っていたみたいだ。「俺は違うらしい」と日本語で言って男とホテルマンと別れた。彼らは少し唖然とした顔を...

プエルトリコのリコ・前話・・・Vol.1277

思い出は尽きない。ボケ出すと遠い昔のことは覚えているが最近の事や少し前のことなどが記憶から飛んでいくなどと聞き、「今何歳ですか?」「私、18」が「17,16・・・・」となっていくのだとも聞く。記憶が後退していき、やがて消えてジ・エンドということだろう。が、私の場合、2年ばかり前のことが次から次へと湧いてくるから、まだ大丈夫だろうと思ったりしている。それでまた滝ツアーの話。シウダーボリーバルで現地の...

水着がお好き? Swimming in the Waterfall Vase ・・・Vol.1276

南米のセニョリータ、セニョール、セニョーラは水着がお好きだ。海辺の話ではない。私が目にした限りの話だが、滝では皆必ずといっていいほど水着だった。冷たい寒い、風も吹く、それでも皆泳いだり、水しぶきを浴びて楽しんでいた。単に気持ちよいからだけではないようだった。「パワーをいただくのよ!」と言ったセニョーラがいた。寒い、風が冷たいなどと弱音を吐く所ではなく、ただ神聖な場所、信仰に近いような思いで水につか...

雨散霧消・・・Vol.1275

雨散霧消。意味合いは少し違うが漢字の響きなどから言っても、こんな感じがピッタリくる。普通、滝の下には滝つぼが出来るが、ここには直下には滝壺が出来ない。南米ベネズエラのエンジェルフォールの話だ。空高くテーブルマウンテン頂上から一直線に約1㎞滝が落ちてくる。頂上から流れ落ちてくる水量は相当なものだが、地表に到達するまでの距離があまりにも長いので瀑布は途中で霧となって消える。ゆえに直下には滝壺が出来ない...

ブラックパンサー、ホントの話・・・Vol.1274

ベネズエラの蓼科山を左に見て高原を抜け川辺に出た。ここで先ほど私達を降ろして川を上って来たボートに再び乗り込む。小さなボートだ。船頭2人と案内人カルロス、そして私達10人の合計13人が乗っては川を上り切れない箇所があって私たちは舟を降り高原を歩いたのだった。急流で浅瀬、無理をすればOKなのだろうが安全策をとっているのだろう、それと“蓼科山”のある高原も散策させたかったのだろう。案内人カルロスの粋な計ら...