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涙ふくハンカチの色をした、おーい雲よ・・・Vol.2851

きのうもまた落日後のひとときを楽しみにしていた。西空がピンクに染まる時がこのところの“私の好きな時間”だからだ。夕刻、あつさもホンの少し和らいできたころ、プーキーが催促してきたのでリードをつけて外に出た。玄関から外に出た途端にポツリときた。見上げると、空はほとんど黒雲に覆われていたが、青空もわずかに覗いているところもみられた。「にわか雨の類だな」と予想し、しばし時を待った。すぐに雨は止んで、空もだい...

時は流れ、めぐる季節の中で・・・Vol.2850

参院選も10日の投票日まであと数日となった。以前から支援者応援には積極的な松山千春だが、先日も応援に駆けつけて歌をうたってしまい、選挙違反じゃあないかなどと騒がれたがどうなったんだろうか?季節は巡るが、彼はあまり変わってはいないようだ・・・。でも、いい歌をヒットさせたもんだ。季節が巡ってくるたびに、彼の歌を口ずさんでしまう自分がいる。昨日の夕暮れ散歩時、日暮れみち脇に、オシロイバナが咲いていた。今年...

今すぐ旅立てるよう、手荷物はまとめてあるわ・・・Vol.2849

夏が過ぎ、風あざみ~夏祭り、宵かがり・・・詩的な言葉を操る陽水に浸り、やがて少年時代は過ぎて男と女のブルースも口ずさむようになる。旅立つ準備はOK、が、待てど暮らせど男は来ない、・・・(でも、いいの) 海超える夢をみたから。と、女は健気。で、沖縄ベイブルースを口ずさむ、ことになる。これは男に騙された女を沖縄を舞台に宇崎竜童が歌った歌だが、アメリカでは、女に逃げられた男を歌う。奇しくも昭和30年代半ばこ...

陽の暮れた森を歩いた・・・Vol.2848

Want You See again と叫びながらジャガー(ズ)にあわないように日暮れの森の中を歩き、赤ちょうちんではなくパープルなシャドーの小さなスナックにも少し憧れはじめた。やがて1970年(昭和45年)代に入った。学生運動の火はまだ燃え盛っていて御茶ノ水あたりでは私もそっとボブディランの風に吹かれた。この年、大阪万博でもあったが、私は復帰前の沖縄へ出かけた。1971年には、海の向こうでは雨を見たかい?などとCCRが語り...

夕陽も泣いていた・・・Vol.2847

それにしても昭和40年代は音であふれていた。ビートルズが来日した41年に加山雄三が蒼い星屑を明るく歌い、スパイダースもあまり悲しくなさそうに夕日が泣いているを歌った。善良青年らしさいっぱいのワイルドワンズは思い出の渚などを清らかに謳っていた。前年40年には、ベンチャーズがテケテケとエレキギターを奏で日本を席巻していた。ダイアモンドヘッドやパイプライン、キャラバンが耳に残る。彼らは45年には京都の恋などを作...

ボクが思い出になる頃に・・・Vol.2846

入院中、「♪僕を忘れた頃に、君を忘れられない」の拓郎の歌が何度も口をついて出た。が、出だしの“僕”が出て来ない、ハルだったかな?キミ、ではないな・・・・、と思い出そうとするが堂々巡り、で思い出さなかった。調べるほどのことでもない、また、そのうちにふっと思い出すだろう、と、楽しみは後にと残しておいた。なぜ拓郎だったかと思えば、その前後だったか、活動終了宣言みたいなものが出ていたからだったかもしれない。...

太陽を受けて・・・Vol.2845

「日が当たる時間じゃあないのに、おかしいな?」と、夕暮れ時の午後6時過ぎ、家の居間の東側の障子を見て首を傾げた。何だろうと障子を開けて外を見た。ムワーッと熱風が押し寄せてきた。黒い影は納得。庭木の葉の影だった。それにしてもこの明かりは?・・・フム、これも納得。落日の反射光だった。夕陽が近所の家の2階窓ガラスに降り注ぎ、それが流光となって我が家の障子に照り返ったのだった。それにしても「う~ん、強烈!...

復活・再生 Take Me Home・・・Vol.2844

約10日ぶりに、田舎道を車に乗って我が家に帰って来た。庭隅を見るとほうずきが倒れていた。実をつけていたが、萎れていた。熱さでやられたなと思い、処分しようかと思ったが、思い直して、切って花瓶に投げ込んでおいた。今朝見ると、ホウズキは水を吸って生き返っていた。強いもんだ。願ったり期待したわけでもないが、良かった! とうれしくなった。中断していた“音読”もようやく再開する(しなければならない)気になって来た...

留守の間に・・・Vol.2843

しばらく家を空けていたら一種類の百合が咲き終えていた。止まり木脇の百合だが、10日ばかり前はこうだった。暑さで枯れたのではなかった。私が留守の間に我が世を謳歌したようだ。裏庭のナスもキュウリも成長しており、ナスはソロソロ食べれそうな大きさになっていた。頼みはしなかったが、妻が水遣りをしていたとのこと。ただ、メダカの鉢については気が回らなかったようで、鉢の水が三分の一ばかり蒸発していた。鉢を覗いて、そ...

清水の波止場:ノルマ達成!・・・Vol.2842

いつぞや買った文庫本が上下の2冊ある。何かに刺激されて買ったのだったが、上の半分くらいまで読んだだけで終わっていた。気軽にあっという間に読み終えるだろうと思ったことを思い出した。入院と決まって、この2冊を持って行こうと決めたのだった。9時消灯だからTVもおそらく見ないだろう、では何をするか? で、読書としたのだった。ズボラだから、完読できないかもしれない、が、やってやる! と意気込んだのだった。ツンド...

帰還・・・Vol.2841

“宇宙からの帰還“といえば華々しいが、当然そうではない。“病院から”の帰還=退院だ。華々しくはないが、少し晴れ晴れしい。予定通りの日数だった。万が一、伸びたらヤバイなと少々思ったことは事実だが、「手術は問題なく終わった」と医師と看護師は言った。術後も順調で今日午前10時に退院してきた。入院中はほとんどTVも見なかったが、東京は真夏日が続いて猛暑の最中だと言うことは分かった。術後1日目から点滴やらカテーテ...

しばし旅に出る・・・Vol.2840

コロナ緩和ゆえの旅でないのが残念だが、明日から私一人、しばらく家を離れることとなった。♪ 旅ゆけば~ 駿河の国に 茶の香り~♪ ならワクワクものだが、そうではないので、少々ドキドキものだ。明日から入院となった。退院日は未定、手術結果と術後状況を見てから確定するようだ。ケ・セラ・セラだ。「昔は、最低3週間くらいは必要だったが」とかかりつけ医。「今は機械も相当精度が上がり進歩しているので・・・」と続けた...

バトンタッチ・・・Vol.2839

長いこと咲いてくれていたオンシジウムも、株分けしたもう一鉢がやっと咲き出してくれたので、自分の役目は完了!とばかりに全部花は散った。外のサボテンも、第3段が咲き出して来た。枝が折れたバラもテープで巻いておいたらなんとかくっついて蕾が膨らみ、もうじき花開きそうだ、と昨日は想っていたが、今朝見たらもう咲いていた。強いものだ。ヤマブキの白も、何か勘違いしたのか、今年2度目の花を少々咲かせている。  コロナ...

黒スケ参上・・・Vol.2838

川沿いの一角に小さな空き地があり、私は三角公園と呼んでいる。ココには人なつっこい猫がいる。人が来ても犬が来ても動じず逃げない。色々な人が来ては、膝の上に乗せたりして可愛がっている。人気者だ。初めは野良かと思ったが、飼い主がいた。我が愛犬の散歩仲間というか、散歩中の知人とでもいおうか、彼ら彼女らは、やけに情報通で人や動物の動向・噂に詳しい方が多い。そのうちの一人が三角公園で「ユキちゃん!」と呼んだ。...

Sekiyou・・・zvol.2837

  関を出でて 暮れを憂え 一つに裳(しょう)をうるおす     満野 蓬は生う 古戦場    孤村の樹色 残雨に昏(くら)く          遠寺の鐘声 夕陽(せきよう)を帯ぶ作者の盧綸(ろりん)は、科挙の試験に失敗し、函谷関を抜ける。夕暮れのわびしさがさらに心を痛め、涙が衣をぬらす。かつての古戦場は今、ヨモギが一面に茂る野原と化している。BC241年、楚・趙・魏・韓・衛の5国連合と闘い大勝した...

陽斜めなり・・・Vol.2836

故城の門前 春日斜めなり 故城の門裏 人家なし       市朝認めんと欲するも 処を知らず 漠漠たる野田 草花飛ぶ 温故洛城と題する白居易の詩だ。故城とは周の王城のこと。行って見たらものすごく荒廃していた。人の住まいもない。過ぎし日の市井や朝廷の跡をたずねようにも場所さえわからない。ただ漠漠と広がる野原があるばかり。名も知れぬ草の花が風に飛ぶばかり・・・。門前には、春の夕日が斜めに光をなげかけて...

思い込みMAX・・・Vol.2835

鎌倉殿へ行く前にダイソーへ行って来た。ホッチキス関係品が切れたので買いに行ったのだ。文具売り場で物色。ホッチキス本体はすぐにわかった。が、これはいくつか持っているのでパス。目当ての「玉」を探したが見つからない。「玉は?」じゃあまずいなと思ってしばらくして思い出した。そうだった、「針」だった。で、「ホッチキスの針はどこにありますか?」と係のお姉さんに尋ねた。「はい、こちらへ」とホッチキス本体を吊るし...

懐古・・・Vol.2834

人間の営みは移ろいやすく、はかないもの。対して永遠に変わらぬ大自然とその摂理。この2つが対比され、動かしがたい事実として痛感されていく。ここから人生の悲哀・詠嘆、歓楽・耽溺が生まれ、作品として定着していく。この“古(いにしえ)を懐(おも)う”という感情は、中国古典文学特に詩歌の構成要素の中で最も重要なもののひとつであろう。共通するのは、人為の瞬間性と自然の永遠性である。“懐古”という分野には中国古典詩...

1270年前、隣国にて・・・Vol.2833

詩仙、酒仙、永遠の旅人などなど形容は数多ある。剣術にも優れ仁侠の仲間入りをしたこともある。珍しい小鳥をたくさん飼いならし戯れていたとも言う。ご存じ、“唐の李白”のことだ。李白の友に日本人がいる。 日本の晁卿 帝都を辞し  征帆一片 蓬壺をめぐる            明月は帰らず 碧海に沈み  白雲愁色 蒼梧に満つ日本の晁卿とは、阿倍仲麻呂のことだ。717年に遣唐留学生として長安に渡った。玄宗皇...

野ざらし・・・Vol.2832

私は釣りはほとんどしないが、落語「野ざらし」では、「人間として生まれまして、お楽しみのない方はございませんが、なかでも結構なお楽しみは釣りでございましょう」と来る。自分とっておきの釣り場探しに目の色を変える。穴場探しに夢中になる。「おっ、ここはいいや。誰も釣っていないからな。こういうところへ竿をおろすとすぐにパクリとくることうけあいだ!」なんてんで、釣り糸をたらしていると、人が通りすがる。「こりゃ...

物忘れ・・・Vol.2831

人生も年の数を重ねると、気持ちの余裕が出て来てマンザラでもないな、いいもんだ、と思うことも多くなってくる。が、いいことばかりでもない、誤嚥やら物忘れも多くなる。もちろん体の節々の痛みやら病気なども増えてくるが・・・。モノワスレというか、昨日は2回も間違えた。記憶忘れだ。午前の会合があり、市内に出かけた。いつもは時間ギリギリに到着するからと、昨日は早めに家を出た。早いといいことがある。駐車場のことだ...

ゴエン続き・ドのつく商売・・・Vol.2830

きょうもなんとか声を出してみた。2日目が過ぎたから明日以降は3日ボウズ返上となるかどうか・・・。昨日と同様、先ずは般若心経から。法事などの時に一緒に唱えなさいと和尚さんに言われて唱和した時のことを思い出して、節を回してみた。息のつき方など、ここらへんだったかななどと見様見真似というヤツで・・・。「なにか新興の~をはじめましたか?」などと近所衆に言われても困るという程度の声の大きさだから、誤嚥予防効果...

Goen誤嚥・・・Vol.2829

以前、出雲へ行った時に入った喫茶店に“御縁珈琲”というものがあった。また八重垣神社あたりで見かけたハイヤーのナンバーは11―50だった。“いいご縁”がむすばれますように・・・というわけだ。そういうゴエンだといいが、年取ると好まないゴエンもやってくる。物を食べたりしていて、食道ではなく気管に入ってしまいむせることも多くなってきた。誤嚥性肺炎という言葉が頭をよぎり心配にもなって来る。そんな昨日、フーテン老...